『ワンピ』希少な幻獣種は「何でもアリ」? 次に出そうな能力を大胆予想
『ONE PIECE』に登場する動物系悪魔の実のなかには、「幻獣種」と呼ばれるモデルが存在します。神話や伝説上からさまざまなモデルが登場していますが、次に出るのはどんな能力なのでしょうか。
今後登場しそうな「動物系の幻獣種」

マンガ『ONE PIECE』に登場する「動物系の悪魔の実」には、稀少な「幻獣種」というモデルが存在しています。特に「ワノ国編」ではさまざまな種類の「幻獣種」が登場し、ファンからは「もはやなんでもありなんじゃないか」という声もあがっているようです。次に本編で登場しそうな「幻獣種」について予想してみましょう。
まずは「悪魔の実」の分類について、簡単におさらいします。悪魔の実は「超人系」「動物系」「自然系」の3つに分類され、そのなかのひとつである「動物系」には、他のタイプにはない「モデル」が存在します。これは、その悪魔の実がどの動物の能力を持っているかを表すものです。例えば「イヌイヌの実」のなかにも、「ジャッカル」「ダックスフント」「狼(ウルフ)」など細分化されたモデルがいました。
そして「モデル」のなかには、絶滅した古代の生き物の能力を持った「古代種」と、伝説上の生き物をモデルにした「幻獣種」が存在します。今までに本編で登場した「幻獣種」には、神様や神話に登場する動物などのモデルがあり、それをもとに次に出る「幻獣種」を予想してみましょう。
まずは、神様をモデルにした幻獣種について、本編では、ルフィの食べたゴムゴムの実の別名が太陽の神である「ニカ」をモデルにした「ヒトヒトの実 幻獣種・モデル『ニカ』」であることが判明しています。
太陽の神は各国の神話に存在しますが、ここは日本の神様から候補を探してみましょう。日本神話に登場する神様の、天照大御神(あまてらすおおみかみ)はどうでしょうか。
天照大御神を祀る伊勢神宮には「八咫鏡(やたのかがみ)」という御神体があり、この名前は光の能力である「ピカピカの実」を食べたボルサリーノ(黄猿)の技名としても使われています。もしかすると、「ピカピカの実」の上位互換として天照大御神をモデルにした能力が登場するかもしれません。
そのほか、元白ひげ海賊団のマルコが食べた「トリトリの実 幻獣種 モデル『不死鳥』」や、百獣海賊団を率いるカイドウが食べた「ウオウオの実 幻獣種 モデル『青龍』」などと同じ、「伝説上の生き物」がモデルになるケースを考えてみます。
おそらく「ウマウマの実」の系統となりそうな中国の空想上の生物・麒麟(きりん)も、モデルとして登場しそうな生き物です。というのも、麒麟は聖人が出現する前兆として現れると言われており、古代中国から伝わる信仰では、カイドウの食べたモデル「青龍」などと同じく「五神」の一柱としても知られています。
そして五行と呼ばれる関係性のなかで、麒麟は土の属性とされているため、大地に関する強力な能力を持って登場する可能性があるかもしれません。また、ほかの五神の朱雀、白虎、玄武も今後登場するのか、気になるところです。