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SNSで人気者にフォローされた! 何かの間違い? 葛藤に「めっちゃ分かる」

さーかさんが『フォロワー多い人にフォローされた時のドキドキを漫画にしました』というエッセイ作品を公開しました。ご自身の体験をもとにしながら、SNSで人気者に突然フォローされた時の心の動きを描いています。

素直に信じられずにしばらく放置

多くのフォロワーを抱えるユーザーに突然フォローされて戸惑う(さーかさん提供)
多くのフォロワーを抱えるユーザーに突然フォローされて戸惑う(さーかさん提供)

 SNSでフォロワーが多い人に自分のアカウントをフォローしてもらうと、妙にそわそわするものです。うれしいけれども「もしかして相手は間違ってフォローしたのではないか?」と心配になることもあるでしょう。そのようなありのままの心情を描いたマンガを、さーかさん(@saka02_)がX(旧:Twitter)で公開しました。

 さーかさんは日常で起きたことをマンガに描き、Xに加えてKindleインディーズマンガでも作品を公開しています。今回のエッセイでも身近な出来事が描かれていますが、まるでひとつの物語のように表現されていることが特徴です。作品は、崖の上にいる「フォロワー多い人」を、木の陰に隠れてこっそり眺めるシーンから始まります。

 読者からは「めっちゃ分かる」「分かりみが強い!!」など、とても多くの共感の声が寄せられています。「Xの醍醐味!」「特にフォロー数よりフォロワー数のほうが多い人にされるとちょっとうれしい」といったコメントも見られました。作品の投稿には8000件を超えるいいねがついています。

 作者のさーかさんに、お話を聞きました。

ーー本作はどのようなきっかけで描かれたのでしょうか?

 最近、200フォローで6万フォロワーくらいのSNS漫画家さんに急にフォローしてもらったのですが、その時に思ったのが「絶対誤フォローだ!」ということでした。そこで、すぐフォローバックせずに数時間後にXを見たら、まだフォローしてもらっていたので安心してフォローバックをしました。その経験をそのまま描いたマンガです。

ーーご自身の感覚では、何人くらいのフォロワーを抱える人が「フォロワー多い人」ですか?

 相互フォローせずに1万フォロワーを超えている人を見ると「フォロワー多い人だな~」と思います。

ーー屋外を舞台にした比喩的な表現で描かれています。そのアイデアはどのように生まれましたか?

 ただフォローされてドキドキした話だと自慢みたいになる気がしたので、ちゃんとマンガとして読者に楽しんでもらえるようにしようと思い、比喩的な表現で描くことにしました。舞台はどこでも良かったのですが、ドキドキ感をより出したいと思ったら自然に崖の上のアイデアが出てきました。崖の上で待っているってドラマチックな気がしたので……(笑)。

「どうせすぐにフォロー解除するんでしょ?」と感じてしまう(さーかさん提供)
「どうせすぐにフォロー解除するんでしょ?」と感じてしまう(さーかさん提供)

ーー作品に対する読者からの反応では、どのような声が特に印象に残りましたか?

「分かる!」や「自分も誤フォローだと思った!」とか共感の声が多かったのですが、「崖の上で飛んだら危ない」という真面目なコメントが1番、印象に残りました(笑)。「マンガだからいいじゃん!(笑)」と思いました。

ーーさーかさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 小学5年生の時に『HUNTER×HUNTER』を読んで、自分もこんな面白いマンガを描ける人間になりたいと思って描き始めました。

ーー今後、X(旧:Twitter)で発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 バズるマンガをたくさん描いて自分も「フォロワー多い人」になり、後々はSNS漫画家として食べていけるようになりたいです。

(マグミクス編集部)

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