映画『鬼滅』柱稽古編の「アニオリ」で違和感? 「謎のキャラ」「もしや重要?」
風&蛇の共闘で大興奮! 悲鳴嶼さんの活躍はいつになる?
●もっと深読みしたくなる冒頭アニオリの違和感と謎は?

「柱稽古編」第1話の冒頭アニオリについては、他にも細かな部分で違和感や謎が残っています。
そのひとつが、前述の女性をさらってきていた鬼の見た目です。「切り裂き魔の鬼」「カマキリの鬼」に比べると、どうにもこうにも普通すぎます。怖さはもとより、まがまがしさもなければ、薄気味悪さも、さほど感じられません。鬼らしい姿といえばそうなのですが、節分のお面になりそうなくらい「普通」なところが、かえって違和感があります。
続いて、村からさらったという女性についての違和感です。ネット上では伊黒のお姫様抱っこで、「伊黒さん推しではないけれど、ときめいた」「尊すぎる」などの感想も多く見られ、この女性にも注目が集まっています。
では、彼女はなぜさらわれたのでしょう? 鬼に担がれている彼女の姿をよく見ると、後ろ手に縛られ、足も縄で縛られています。鬼にとって人間は食糧ですから、食べるだけなら、さらう必要はないはずです。それをわざわざさらって、無限城まで連れて行こうとしている点に違和感が残りました。彼女に鬼の素質があると鬼が感じてさらってきたのか、あるいは何かそれ以外の特別な存在なのかと深読みしたくなります。
また、実弥も言っているように、廃城に鬼たちが群れていることにも違和感を持った方は、多いのではないでしょうか? もともと「鬼たちが群れて自分に反乱を起こさないよう、無惨は鬼が群れないように作っている」という設定がありましたが、それを覆すような何かがあるということなのでしょう。
これについてはネット上でも噂されているように、日光を克服した禰豆子を奪うため、鬼殺隊との決戦戦に備えて、無惨が一時的に鬼が群れられるようにしていたと考えればごく自然です。ただ、それが無限城のなかだけなら不思議はないのですが、廃城にも鬼が群れていました。
無限城の出入り口である廃城を守るためなのかもしれませんが、あの廃城が本当に無限城の出入り口なのだとしたら、打ち捨てられた城とはいえ、目立ちすぎではないかと思ってしまうのです。
最後に今後への疑問ですが、「柱稽古編」の第1話で実弥と伊黒の共闘シーンが描かれたことによって、柱のなかで戦闘シーンが描かれていないのは鬼殺隊最強の男、岩柱の悲鳴嶼行冥だけになりました。彼の最強ぶりも「柱稽古編」の早めに見せてもらえるのか、それとも珠世さんからの「悲鳴嶼さん お願いします!!」まで、待たなくてはいけないのか? それも気になるところです。
劇場版を見たばかりだというのに、ここまで挙げてきた違和感や疑問をスッキリ解決してくれる(かもしれない)2024年春から放送予定の「柱稽古編」そして、その先の「無限城編」が待ち遠しい限りです。
※「禰豆子」の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記
(山田晃子)



