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『鬼滅 第一章』柱に匹敵する実力? 炭治郎が見せた「水の呼吸」の劇的な変化

大ヒット上映中の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』でTVアニメ『遊郭編』以来、久々に水の呼吸を使う炭治郎が描かれます。この最終局面に炭治郎はなぜ水の呼吸を使い、どのような成長を遂げているのでしょう?

ヒノカミ神楽と水の呼吸の使い分け

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』第3弾キービジュアル (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』第3弾キービジュアル (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 大ヒット上映中の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(以降:第一章)は、前作である『無限列車編』の記録を続々と塗り替えています。主人公である「竈門炭治郎」は、『無限列車編』では「炎柱」である「煉獄杏寿郎」と「上弦の参」の「猗窩座」の戦いをなすすべなく見ていることしかできませんでした。しかしその後、「上弦の陸」である「妓夫太郎」と「堕鬼」との戦いや「上弦の肆」である「半天狗」との戦いを経て彼は心身ともに強くなりました。

※この記事では『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の内容に触れています。ネタバレにご注意ください。

 第一章ではTVアニメ『遊郭編』以来、久々に水の呼吸を使う炭治郎を見られます。この最終局面に炭治郎がなぜ水の呼吸を使っているのか、また彼がどのような成長をしているのでしょうか?

 炭治郎は「水柱」である「冨岡義勇」の紹介で、元水柱である「鱗滝左近次」の下で修行しました。鬼殺隊の最終選抜では、彼のくり出す「水の呼吸」の呼吸の技に水のエフェクトがしっかり出ていたため、炭治郎には水の呼吸の使い手としての才能が十分にあったのでしょう。

 正式に鬼殺隊の隊士となった炭治郎に転機が訪れるのは、「下弦の伍」である「累」と戦った「那田蜘蛛山の戦い」でした。ピンチに陥った彼は、竈門家で代々継承されてきた「ヒノカミ神楽」を技として顕現させます。その威力は抜群でした。「ヒノカミ神楽」が「はじまりの呼吸」と呼ばれる「日の呼吸」の型であったということも絶大な威力の理由でしょうが、炭治郎に水の呼吸よりも、ヒノカミ神楽への適性があったとも考えられます。

 それは彼自身も感じていたようで、上弦の鬼との戦った『遊郭編』では序盤から「ヒノカミ神楽」を連発していました。しかし「ヒノカミ神楽」は体への負荷が大きい、諸刃の剣であることも露見します。そこで炭治郎は「ヒノカミ神楽」に水の呼吸を混ぜて使うことを覚え、呼吸と戦い方を変化させていったのです。その後、『刀鍛冶の里編』では「ヒノカミ神楽」を連発して使えるようになっています。

 では、第一章ではどうでしょうか? 結論から言うと、炭治郎は「水の呼吸とヒノカミ神楽を使い分ける」ことになります。いわゆるザコ鬼たちに対しては水の呼吸を使い、「上弦の参」である「猗窩座」に対しては「ヒノカミ神楽」を使っていました。

 水の呼吸で体力を温存して持久戦にそなえると同時に、ケタ違いに強い上弦の鬼たちに対しては全力で攻撃していたのです。「水柱」である「冨岡義勇」は、猗窩座との戦いぶりを見て、炭治郎の実力は「柱に届くと言っても過言ではない」と語り、土下座して妹の命乞いをするしかなかった頃からの成長に胸を熱くしていました。

 剣士として成長した炭治郎ではありますが、まだ義勇に守ってもらうシーンも見られます。無限城への落下時も、あわや墜落という状況を義勇に助けられました。義勇は、その直後に襲ってきた大量のザコ鬼たちに対しても炭治郎の動きに合わせて技をくり出すという神業を平然とやってのけ、瞬時の判断力や技のキレなど、柱としての「圧倒的な力」を見せたのです。

 しかしそのような義勇をしても、次第に猗窩座に追い詰められていきました。それを打破したのは、炭治郎がかつて父に教えられた「透き通る世界」です。この「透き通る世界」によって、炭治郎はまた新たな成長を遂げていきます。

※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記。

(山田晃子)

【画像】存在感は「第二の家族」並み こちらが炭治郎の「水の呼吸」の基礎を支えた人物です(4枚)

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