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「かませ犬が超進化」「20年以上経って復活」 長寿マンガの近年の驚愕展開とは

大好きなマンガでも、連載が長く続いていれば、何かしらの理由で途中離脱してしまうこともあります。特に、何十年も連載が続いていれば、生活環境の変化などで離れてしまい、戻るきっかけがないまま時が過ぎていることはよくあります。今回は、そんな途中離脱した方に向けて、長寿マンガで近年に起きたサプライズ展開を紹介します。

「かませ犬」から大出世した花田純一

まさかのキャラの「復権」も驚きの6部『刃牙らへん』が始まった「週刊少年チャンピオン」2023年39号 (C)秋田書店
まさかのキャラの「復権」も驚きの6部『刃牙らへん』が始まった「週刊少年チャンピオン」2023年39号 (C)秋田書店

 ずっと読んでいたマンガなのに、生活状況の変化などで途中離脱してしまい、そのまま戻る機会を逃してしまっているマンガはありませんか? 今回は、そんな途中離脱した方に向けて、長寿マンガで近年に起きた「サプライズ展開」を振り返ります。

※この記事には『刃牙』シリーズ『キングダム』『ベルセルク』のネタバレを含みます。

●かませ犬がまさかの活躍『刃牙』シリーズ

 1991年から連載されている人気格闘マンガ『刃牙』シリーズは、2023年に第6部『刃牙らへん』の連載がスタートしました。そのタイトルから、刃牙の周囲にいるキャラが主役になることが予想されていましたが、第6部の序盤では誰も予想しなかったキャラにスッポトライトが当たったのです。

 第6部では、現在、刃牙の腹違いの兄弟であるジャック・ハンマーと、鎬昂昇の戦いが行われています。噛みつきを極めた「噛道(ごうどう:実際の「噛」の漢字は印刷標準字体の方)」のジャックと、手足をナイフのように操る「斬撃拳」の昂昇の戦いの行方には要注目ですが、それ以上に再登場した花田純一の活躍には、多くの読者から驚きの声が上がりました。

 花田純一と言う名前を見てすぐにピンときた方は、かなりの『刃牙』マニアでしょう。おそらく、大半の読者が忘れていたであろう彼は、第1部で刃牙の対戦予定相手のプロレスラーとして登場しました。しかし、プロレスをバカにした花田はマウント斗羽に制裁を受けて、刃牙との対戦が実現しなかった「かませ犬」キャラでもあります。

 さらに、彼は「最大トーナメント」出場をかけた加藤清澄との戦いで睾丸をひとつ潰されてしまいます。それでも、実践型武術家の本部以蔵門下で唯一「免許皆伝」となった弟子であり、「格闘技の天才」とも呼ばれる花田の実力は確かでした。

 その後、多くの実戦を経験して成長したという花田は、第6部で日本一の喧嘩師である花山薫との戦いに挑み、花山の全力の一撃に「カウンター」の投げを決めたのです。外伝まで描かれた最強格キャラの花山を相手に、かませ犬だった花田が活躍したのは驚きでした。また、カウンターを決めた後は、その場から逃げることで花山の反撃を回避しています。

 かつて、勇次郎を怒らせながら逃げおおせた師匠の本部を思わせる逃げ足を見せた花田に、うれしくなった読者も多いのではないでしょうか。その後、花田は昂昇とも互角の戦いをみせており、これまでの扱いが嘘のような活躍を見せました。花山との因縁も残っているため、もしかすると本部が宮本武蔵に勝ったときのような、波乱の展開があるのかもしれません。

【画像】え…っ怖すぎ? 『刃牙らへん』のラスボス? これが「歯が全部チタン&身長2m43cm」になった怪物ジャック・ハンマーの姿です(3枚)

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