【漫画】さらわれた姫、しかし救う勇者はいない… 展開に「強い」「勇者逃げて」
王の目の前で、姫がさらわれてしまう……! 助けに来る勇者もいない国で、姫の運命はどうなるのでしょう。『好きなタイプのヒロイン』シリーズでは、読者の想像を裏切る、怒涛の展開が待っています。
姫がさらわれてしまう! しかし勇者はおらず…
王の目の前で、姫がさらわれてしまいます……! この国には「勇者」と呼ばれるような英雄はいません。しかし、姫の運命を案ずる読者の予想を裏切る展開が待っていました。
創作マンガ『好きなタイプのヒロイン』シリーズを描いたのは、『きつね美女とぶこつ猟師』『あくまで君の天使になりたい』などで知られる漫画家のかっくさん(@cak221)。かっくさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー『好きなタイプのヒロイン』シリーズを描こうと思ったきっかけはありましたか?
自身が今まで執筆してきたマンガのヒロインや影響を受けたキャラクターを振り返り、「何かがとにかく強い女性」が好きだなと思ったのがきっかけです。
肉体的・精神的・能力的、それらはとにかくなんでも良いのですが、他人に守られるだけのお姫様像ではなく、何かひとつ自分が誇れるもので窮地を打破していく女性に魅力を感じていました。
ーー知略編、幼女編、3作で、作画に苦労したりキャラ作りを工夫したりなど、特に印象深いヒロインはいますか?
3作とも、「こういう所を強調して描きたい」と最初に決めていたので、キャラ作りに関してはスルっと描けました。印象深いという意味だと、一番最初の作品がシンプルに「強い」ということを描けたので自分のなかでの『好きなタイプのヒロイン』のベースになっています。
ーー『好きなタイプのヒロイン』シリーズに寄せられた感想で、印象に残っているものを教えて下さい。
1作目だと特に「勇者がいらない」「たくましすぎる」「なぜさらわれたんだ……」が印象的です(笑)。
2、3作品目も「敵に回したくない」「やりすぎ」などのコメントも印象に残っています。ひとりでもなんとかなってしまう女性が好きなので、共感いただけた感想が多く、全てありがたく頂戴しました。
ーー『好きなタイプのヒロイン』シリーズは今後も続けていかれますか?
好きなタイプの女性ヒロインはたくさんいるので、また思い立った時にぜひ描きたいと思います!
ーー2020年1月30日(木)に発売したコミックス『あくまで君の天使になりたい』の見どころを教えて下さい。
コミックス描き下ろしの最終話で、今まで細々描いてきた伏線がドバっと回収されていきます。ドタバタラブコメ、もしよろしければコミックスでご確認いただけるとうれしいです!
●かっくさん 前回のインタビュー記事
【漫画】島の子と、一文無しの日本の学者が出会い…「ニヤける」「好き」の声
(マグミクス編集部)