【漫画】「子供見てて」お願いしたのに… 子供を放置してランニングしに行った夫 理解不能な言動に妻は違和感を覚え?【作者インタビュー】
「バナナ以外のものを買ってきて」と頼んだのにバナナを買ってきて、注意をすると逆ギレする夫。そんなことの連続で疲れた妻は、友人たちから「ちゃんと向き合った方がいい」といわれますが……。Instagramで公開されたマンガが、「うちの夫のことかと思いました!」と話題の作者、はなゆいさんにお話を聞きました。
限界寸前だった妻の悲痛な思い

ADHDの夫を持つ家族の姿を描いたマンガ「もしかして、うちの夫はADHD?」が、Instagramで多くのいいねを集めて話題となっています。
「バナナ以外のものを買ってきて」と頼んだのにバナナを買ってきたり、「子供を見ていて」と頼んだのにランニングに行ったりする夫。注意をすると逆ギレする夫に、妻は「いっても変わらない」と思っていましたが、友人たちから「ちゃんと向き合った方がいい」といわれ……。読者からは、「うちの夫と同じです」「カウンセリングを受けてみようと思いました」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、はなゆいさんです。はなゆいさんは、Instagramとブログ「笑う母には福来る」で作品を発表しています。2024年1月に出版した『ただのぽんこつ母さんだと思っていたらADHDグレーでした。』(はちみつコミックエッセイ)は、読者の好評を受け三刷に。またKindleで配信している『川崎病 ~手遅れになりかけた話~』は、100万ダウンロードを達成しました。最新刊は、2025年11月に出版した『もしかして、うちの夫はADHD?』(はちみつコミックエッセイ)です。はなゆいさんに作品について話を聞きました。
※はなゆいさんのInstagramでは、『もしかして、うちの夫はADHD?』からエピソードを抜粋して紹介しており、本記事ではその一部をご紹介しています。ほかのエピソードははなゆいさんのInstagramで、また全編は書籍で読むことができます。
ーーこのテーマをマンガにしようと考えた理由を教えてください。
前作『ただのぽんこつ母さんだと思っていたら、ADHDでした』を出したときに、「まさにうちの夫がこういう状態でどうしたらいいですか?」という質問をたくさんいただいたんです。あわせて、「きっと家族のことをどうでもいいと思っている」「反省していない」などとの声も多くあり、それを読んで、「実際に本人が考えていることと、周囲にいる人がその行動に対して考えていることは違うだろうな……」とも思いました。どうしたら彼女たちの気持ちに寄り添い、前向きになれるだろうかと考えて、『もしかして、うちの夫はADHD?』を描きました。
ーーパートナーがADHDで苦労をしている人に、なにかアドバイスはありますか?
「相手には自分とは違う世界が見えているのかもしれない」と想像することが、助けになると思っています。忘れ物・片づけられない・話が飛ぶ・段取りが苦手、といった行動があるとしたら、それは性格や怠慢ではなく、脳の特性かもしれません。
その場合、ただ強くいうだけで変わることは難しいと思います。いい続けても変わらないとさらにつらくなるので、そういうときは、たとえば相手を「分析モード」で観察することが、私のおすすめです。人は、分析モードに入ると感情が動きにくいといわれています。実際私自身、子育てでイラッとしたときは、『マンガのネタにしよう』と分析・観察モードに切り替えます。そうすると不思議なぐらい冷静に状況を見つめられるようになります。『なんでこんなことするの?』と思ったときは、記録を取るつもりで具体的な行動のパターンをメモしてみてはどうでしょうか。
とはいえ、ひとりで抱え込まないことも大事です。誰かに相談したり、それでも周りに理解されないと感じたら、専門家に相談したりすることも必要だと思います。
ーー作品について、どのようなコメントが寄せられていますか?
「夫のことを理解しようとしていたが、夫はこっちの思いやりには無関心。もう諦めようかと思っていたけど、この本を読んでいろいろな手段を学べた。カウンセラーに相談してみようと背中をおしてもらった」「夫にも読んでもらい、ふたりで向き合ってみようと思えた」というコメントや、ADHD当事者の方から「周りがどう感じていたのかを知り、腑(ふ)に落ちた」などのコメントをいただきました。
(マグミクス編集部)



































