『ドラクエ』使いどころが悩ましい“ザンネン呪文” 登場時は「凄そう」なのに?
「ドラゴンクエスト」シリーズにはナンバリングタイトルごと、さまざまな呪文が登場します。この記事では、イベントで華々しく初登場したものの「使い道がない」「あまりに出番がない」と語られる呪文に着目します。
イベントで習得する「なんだかすごそう」な呪文

「ドラゴンクエスト」シリーズにはナンバリングタイトルごと、さまざまな呪文が登場します。「この呪文はまさにドラクエって感じで好き」「アバカムとレムオルって使わないよね……」「そういえば消えた呪文あったな」など、ファン同士で語り合うと話題が尽きないものです。
この記事では、ゲーム中のイベントで華々しく初登場したものの「使い道がない」「あまりに出番がない」と語られる呪文に着目します。
まずは『ドラゴンクエストVI 幻の大地』で「バーバラ」が習得する「マダンテ」です。マダンテは「魔法都市カルベローナ」の長老に代々伝わる呪文で、それを恐れた魔王「デスタムーア」が都市ごと封印していました。カルベローナの長老「ブボール」は、後継者となるバーバラにマダンテを伝え、魔王の攻撃で息絶えてしまいました。
魔王すら恐れる呪文の威力は、使用者の残りMPを全て消費し、その3倍のダメージを与えるというものです。最大MPの伸びが良いバーバラであれば、敵に一撃で大ダメージを与えることができます。
とはいえ、MPを全て消費するという点がネックで、使いどころが難しい呪文です。ボス戦の切り札とするにしても、MPを温存していないと最大の威力を出すことができません。さらに、リメイク版では威力が3倍から2倍へと下がってしまい、ますます使い勝手が悪くなってしまいました。呪文、と呼んでいるもののゲーム上は「特技」の扱いであり、「マホカンタ」の効果を無視して攻撃できるメリットはあります。
イベントで習得する呪文としてはほかに、『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』で初登場した「マジャスティス」が挙げられます。
マジャスティスは、大陸を吹き飛ばすほどの威力を持つ邪悪な呪文「マナスティス」に対抗するため、過去の「マーディラス」国の大神官が研究していた呪文です。マナスティスを完全に打ち消すことはできなかったものの、その記録が残り、現代で主人公が習得します。
戦闘中に使用したときの効果は、敵1体に対して補助呪文を無効化するというものです。『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』で「大魔王ゾーマ」が初めて使った「いてつく波動」と同じ効果が敵1体に適用される、という説明が分かりやすいのですが、そこが残念なポイントです。
『ドラクエ7』では、特技として「いてつく波動」を習得することができるため、敵全体に効果が及ぶ特技のほうが使い勝手が良いのです。しかも、マジャスティスの消費MPが15であるのに対し、特技はMPを消費しません。特技を習得するまでは使う機会もあるかもしれませんが、実際にわざわざMPを15も使ってまで補助呪文の効果をなくしたい場面があるかというと、悩ましいところです。後発のナンバリングタイトルには登場しておらず、マダンテよりもよりいっそう「ザンネン感」の強い呪文となってしまいました。
スマートフォン版『ドラゴンクエストVI 幻の大地』:
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(マグミクス編集部)


