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『ドラクエ』どんどん増える…“いらない”アイテム「また出た!」「でも大事」

「ドラゴンクエスト」シリーズには、有用なアイテムだけでなく、遊び心(?)あふれる「……いらない」アイテムが登場するのも楽しいところです。ステテコパンツやうまのふん、そして大事な形見だけどちょっと微妙……なアイテムを振り返ります。

ワクワクしてキラキラを拾ったら…「まただー」

「ヒミツの場所」を見つけたら、何があるかワクワクするけれど……。
「ヒミツの場所」を見つけたら、何があるかワクワクするけれど……。

 HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』をプレイしていると、「ステテコパンツ」がいくつも手に入るのが気になりませんか? キラキラ、ひみつの場所、ダンジョンや民家など、あらゆるところで見つかります。守備力は「ぬののふく」に毛が生えた程度で、なんの耐性があるわけでもありません。売っても大した金額にはならず……。

「ドラゴンクエスト」シリーズには、有用なアイテムだけでなく、遊び心(?)あふれる「ちょっと……いらない」アイテムが登場するのも楽しいところです。

『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』では、「うまのふん」というなんの役にも立たないアイテムが初登場しました。ファミコン版では「ふくろ」システムもなかったので、アイテムコンプリートを目指していなければ売る以外の選択肢はありません。

『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』では、呪いで馬に変えられてしまった「ミーティア姫」がいる設定上か、うまのふんに代わって「うしのふん」が登場しました。こちらは「錬金」の材料になる点で、「全く必要ないアイテム」というわけではありませんでした。とはいえ、ふくろに入っているのも「なんだか嫌」なアイテムではあります。

『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』では、さらに違った意味で嫌悪感を抱いてしまうアイテムが登場します。光の教団の教祖である「イブールの本」で、信者から3000Gで購入できます。主人公にとっては、父の仇の「ゲマ」が光の教団の幹部であり、「大神殿」建設のために幼少期から奴隷として働かされた苦い思い出があります。内容は光の教団の素晴らしさを布教するためのもので、教祖イブールを信じれば神に愛されるなどと書かれており、不愉快になるアイテムです。

 そして同列に語れるものではありませんが、『ドラクエ5』の「微妙」なアイテムとして語られるのが「パパスのつるぎ」です。文字通り父パパスがかつて使っていた形見の品であり、入手時は攻撃力が高い装備として重宝するのですが、いかんせん活躍できる時期が限られます。主人公はブーメラン系の装備を使っていた、というプレイヤーも多く、単体攻撃の武器も、のちに攻撃力が高いものが次々と登場します。装備を乗り換える際には若干のためらいが生まれてしまい、「せめて特殊効果があれば……」と思った人は少なくないでしょう。

HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』:
(C)ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX (C)SUGIYAMA KOBO (P)SUGIYAMA KOBO

(マグミクス編集部)

【画像】え…意味を考えると怖っ! コチラが海で拾える「ゾッとする」装備です(3枚)

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