『ドラクエ』ボスも瞬殺! 馬車要員が光るバグ技、ただし全裸
『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』の「トルネコ」といえば、馬車要員にしていたプレイヤーが多いキャラです。ところが、ニンテンドーDS版でのみ、彼が輝くバグ技がありました。
限られた条件で発動! トルネコの強烈な攻撃

『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』の「トルネコ」といえば、派生作品では大活躍しているものの、ファミコン版では馬車要員だった……という思い出がある人が多いのではないでしょうか。リメイク版で各仲間キャラクターの強さは調整されているもの、やはり「アリーナ」や「クリフト」、「マーニャ」といったメンバーの影に隠れてしまいがちです。
ところが、トルネコがひと際輝く「バグ技」が、ニンテンドーDSでのリメイク版においてのみ発動するのです。
「いてつくはどう」を使ってくるボス戦で有効な技で、前準備として、トルネコの装備を全て外し、「せかいじゅのは」が持ち物欄の一番上にくるようにしておきます。戦闘が開始されたら、トルネコには何か道具を使わせ、「アストロン」を唱えます。味方は呪文の効果で行動ができない状態ですが、ボスが「いてつくはどう」を使うと解除され、トルネコに行動順が回ってきた際に強烈な技が発動します。
トルネコは「ちからため」や「あしばらい」などの特殊行動を取ることがありますが、上述の手順を踏むと、仕様にない「たいあたり」が一定の確率で発動するのです。しかも与えるダメージ量はすさまじく、敵のHPの95%ほどを一撃で削り取ります。持たせるアイテム次第で、別の技を繰り出すこともあります。
アストロンを利用したこのバグ技は、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場する、時間を停止させる技から、一部ファンの間で「凍れる時間の秘法」などと呼ばれています。初めて発見されたのは、スーパーファミコン用ソフトとして発売された『ドラゴンクエストVI 幻の大地』です。
「いてつくはどう」を使う敵よりもすばやさが遅く、行動順が後になるキャラは、同ターンで行動が可能になります。ラスボスである「デスタムーア」の「右手」が「いてつくはどう」を使うパターンが多いことから、この技を利用して低レベルでのラスボス撃破も可能でした。『ドラクエ6』のリメイクでは、このバグは修正されています。
(マグミクス編集部)