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『ドラクエ』友達の誰も見つけてない!? レアすぎたドロップアイテム

敵を倒すと手に入るアイテム、いわゆる「ドロップアイテム」は、「ドラゴンクエスト」シリーズでは『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』から採用されました。当時の子供たちがノドから手が出るほど欲しかった、レアなドロップアイテムを振り返ります。

入手したら、ほっぺたをつねっちゃうほどビックリ!

リメイク版『ドラクエ3』にも登場。装備品が限られる武闘家も高い攻撃力で全体攻撃可能の「はかいのてっきゅう」。
リメイク版『ドラクエ3』にも登場。装備品が限られる武闘家も高い攻撃力で全体攻撃可能の「はかいのてっきゅう」。

 RPGではおなじみ、敵を倒すと手に入るアイテム、いわゆる「ドロップアイテム」は、「ドラゴンクエスト」シリーズでは『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』から採用されました。

『ドラクエ2』では、敵からのドロップ限定で手に入るアイテムは、当時の子供たちにとってノドから手が出るほど欲しいものでした。例えば、「はぐれメタル」からドロップする「ふっかつのたま」はどこでも「ふっかつのじゅもん」が聞けるという、とてもありがたいアイテムです。終盤ではいつ全滅してしまうか分からない、ヒリついた冒険を強いられる本作で、「安心」が得られる最高のアイテムといえます。

 しかし、ドロップする敵がはぐれメタルのみという、倒すのに苦労する相手ということもあり、『公式ガイドブック』を読んで存在を知っていても、「友達の誰も手に入れたのを見たことがない」というプレイヤーが多かったでしょう。

『ドラクエ2』ではほかに、「メイジパピラス」と「バズズ」がドロップする、消費MPを20~25%軽減できる「ふしぎなぼうし」も憧れのアイテムでした。

『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』では、「さとりのしょ」を求めて「アカイライ」を倒しまくった、という思い出を持つプレイヤーは多いでしょう。ファミコン版では「魔王バラモス」戦までの情報が掲載されていた『公式ガイドブック』にあったものとしては、1歩歩くごとに経験値が1入る「しあわせのくつ」が燦然と輝いて見えました。こちらも「はぐれメタル」がドロップするもので、入手難易度はかなり高いアイテムです。

 また、「アレフガルド」の情報は『公式ガイドブック』には載っていなかったため、「ラダトーム」周辺に出現する「アークマージ」がドロップする「さざなみのつえ」は存在を知らなかったプレイヤーも多いレアアイテムです。また、アレフガルドの海域に出現する「キングマーマン」がドロップする「まほうのビキニ」は、「あぶないみずぎ」と同様、装備したキャラのグラフィックが変わるうえ、守備力もそこそこあり、ぜひとも欲しい装備でした。

 以降のタイトルではドロップ限定のめぼしいアイテムは減っていきますが、『ドラゴンクエストVI 幻の大地』の「はかいのてっきゅう」は、入手が困難であるものの、抜群の攻撃力を誇る装備です。全体攻撃が可能な点も有能な武器です。カジノの景品で手に入るほかは、「エビルフランケン」からのドロップを狙うしかありません。

『ドラクエ6』には職業システムが採用されているので、パーティメンバーに「盗賊」を加えることで、入手の確率を上げることはできました。実際には、メンバー全員を盗賊に転職させても、入手までにかなりの労力がかかったという声が見られます。

HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』:
(C)ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX (C)SUGIYAMA KOBO (P)SUGIYAMA KOBO

(マグミクス編集部)

【画像】え…違う意味で危ないな? コチラがバトル中、「アブない水着」を装備した女性キャラたちです(3枚)

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