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『あんぱん』婚活苦戦中の琴子 彼女のモデルになった人物見たら「そことくっつくの?」

朝ドラ『あんぱん』14週では、のぶが記者として働き始め、同期の小田琴子と仲良くなります。彼女は婚活目的で高知新報に入っていますが、今後どうなるのでしょうか。

琴子の婚活は現状、うまくいっていないが

琴子役の鳴海唯さんプロフィール写真
琴子役の鳴海唯さんプロフィール写真

『アンパンマン』の作者、やなせたかしさんとその妻の小松暢さんの人生をモデルにした物語を描いた、2025年前期のNHK朝の連続テレビ小説『あんぱん』68話では、主人公「のぶ(演:今田美桜)」と同期入社の記者「小田琴子(演:鳴海唯)」の話題のシーンがありました。

 のぶと雑炊を一緒に食べた琴子は、婚活のつもりで高知新報に入ったものの社員がみんな結婚していることを嘆き、のぶから同僚の先輩「岩清水信司(演:倉悠貴)」を勧められても、「あの人は好みやないわ」「えい人やけんど、何か大物になりそうじゃないし」とばっさり切り捨てます。

※この記事では、『あんぱん』登場人物のモデル、今後の展開に関わる情報に触れています。

 琴子の婚活が今後うまくいくのか現状不明ですが、彼女のモデルになった人物は意外な結婚をしていました。琴子のモデルと思われるのは、前述の小松暢さんと一緒に1946年2月に高知新聞に女性記者として採用された深田貞子さんです。また、暢さんの後の夫、やなせたかしさんも1946年5月末に高知新聞に入社しています。

 暢さんと数か月、高知県庁と高知市役所担当の記者として働いた深田さんは、入社当時、暢さんより5歳年下の22歳でした。東京の女学校を卒業後、医者か教師を目指していた深田さんは、戦後に女性の国会進出が叫ばれるようになったなかで、記者の仕事に興味を持ち、高知新聞の試験を受けたそうです。

 そして、深田さんたちが入社した10か月後の1946年の12月21日に、和歌山県南方沖が震央、最大震度6の「昭和南海地震」が起きました。高知県にも震度5の被害があり、当時、深田さんは暢さんと自宅で被災した上司の編集局長の中平正明さんのもとへ駆けつけます。

 中平さんの自宅は倒壊し、中平さんの妻と長男が犠牲になる悲劇が起きていました。自分と幼児の次男だけが助かった状況のなか、中平さんは気丈に高知新聞本社の無事と新聞が発行できることに安堵する様子を見せたと言います。

 その姿に心ひかれた深田さんは中平さんのことが好きになったそうで、その後彼女は中平さんと結婚するために入社1年ほどで高知新聞を辞めました。暢さんも、東京で代議士の秘書になるために同時期に退社しています。深田さん(2018年、94歳で死去)と暢さん(1993年、75歳で死去)は、高知新聞退社後も生涯にわたって親交があったそうです。

 深田さんと結婚した中平さんの編集局長という役職は、『あんぱん』ではのぶの入社面接の際に彼女に厳しい質問をし、採用を見送ろうとした「霧島了(演:野村万蔵)」が務めています。いまのところ、彼が琴子と結婚するような雰囲気は全くありませんが、どこまで事実をなぞるのでしょうか。

 また、前述の昭和南海地震は、やなせたかしさんが自分はジャーナリストには向いていないと思い、暢さんの後を追って東京に行くきっかけにもなったそうです。『あんぱん』高知新報編がいつまで続くかは不明ですが、昭和南海地震はどこかのタイミングで重要な出来事として描かれるかもしれません。

参考書籍:ムック『やなせたかし はじまりの物語: 最愛の妻 暢さんとの歩み』(高知新聞社編集)

(マグミクス編集部)

【画像】え…っ? 「スタイルよすぎ」「美しい」 こちらが最近ウエディングドレス姿を披露した『あんぱん』琴子役の女優です

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