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『鬼滅の刃』胡蝶しのぶと冨岡義勇 冷たさと笑顔の裏に隠された「特別な絆」とは?

実は楽しんでいる? 義勇としのぶの絶妙な関係性

TVアニメ『鬼滅の刃』第15話で、那田蜘蛛山への任務を命ぜられるしのぶと義勇 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable(キャプション)
TVアニメ『鬼滅の刃』第15話で、那田蜘蛛山への任務を命ぜられるしのぶと義勇 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable(キャプション)

 那田蜘蛛山での任務後、禰豆子が鬼であることに気づいたしのぶを義勇が止め、炭治郎と禰豆子を逃がすシーンがあります。この時のふたりの会話、「そんなだから、みんなに嫌われるんですよ」「俺は嫌われてない」というやりとりは、ファンの間でも特に印象的なものとなっています。

 小柄なしのぶをヘッドロックしながら放った「嫌われていない」という義勇の言葉は、実は「他人とそこまで深く関わっていない」という意味だったのかもしれません。実際、義勇は柱たちとも距離を置いており、『鬼滅の刃公式ファンブック』によれば、他の柱との「打ち解け度数」は最低の30%とされています。

 しかし興味深いことに、同じファンブックの「柱相関言行録」では、最年長の岩柱・悲鳴嶼行冥が「しのぶは冨岡と話すのが楽しそう」「冨岡は胡蝶と話すのが楽しいらしい」と語っているのです。外見上は相容れない関係に見えるふたりが、実は互いの会話を楽しんでいたという事実は驚きです。

 また、マンガのおまけページには、義勇を「つんつん」と突くしのぶの姿も描かれています。これは単なるいたずらではなく、相手に対する特別な親しみを表現しているようにも見えるのではないでしょうか。

 義勇としのぶは共通の傷を持ち、表面上は正反対の性格を見せながらも、どこか特別な関係性を感じさせる振る舞いを見せています。ふたりの間には、言葉では表現できない深い理解と絆があるのだと、思わずにはいられません。

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記

(山田晃子)

【画像】えっ、「151cm37kg ですか?」 これが衝撃スタイルを誇る胡蝶しのぶの全身ショットです(6枚)

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山田晃子

構成作家、ライター、脚本家。息子の影響で読み始めた『鬼滅の刃』でマンガ&アニメ沼に再没入。気付けば、執筆した『鬼滅の刃』の記事は100本以上に。最近、ハマっているのは『葬送のフリーレン』『青のミブロ』『怪獣自衛隊』など。宝塚歌劇団OGが主催する劇団「カジキタドリーム」でミュージカル脚本を執筆中。2025年公演は、新選組や光源氏が登場する和物オムニバス・ショーを予定。

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