【望月英の「今から始める!」洋ゲーガイド(23)】日本愛あふれる『ツシマ』のすすめ
無料DLC「冥人奇譚」のボリュームも凄い

例えば、シナリオから戦闘に移行する際も、馬に乗って敵と相まみえる! といった状況でシームレスに移行。ロードのような「虚無の時間」に入らないのでゲームに対する集中力を削がれません。また、戦闘以外でインジケーター(体力ゲージや持っている道具の数を示すアイコンなど)を一切表示しないという大胆な設定も、美麗な鎌倉時代の自然豊かな対馬のグラフィックを思う存分楽しめる要素のひとつです。
実際、クエストの進行をせず、ただ馬に乗って島を巡っているだけで出会える海や山々、そしてそこに佇む祠(ほこら)や神社などに酔いしれることができますよ!
そして、ボタンや設定には、「納刀」や「笛を吹く」など、ゲームの進行上、やらなくても全く問題ない操作も存在します。「笛は天候を操れるので探索がしやすい」などの利点もありますが、月浮かぶ静かな夜の中で1対1の決闘がしたい、雨嵐の中で大勢を切り伏せるチャンバラがしたい! などの演出を、自分好みで作ることができます。
このように、刀にまつわる自分の夢を叶えてくれるところからも『ツシマ』制作陣の心意気がビシビシ伝わってきます。
そんな「冥人」境井仁の伝説が後世に語り継がれた……という設定のDLC「冥人奇譚」も提供されています。無料とは思えないボリュームとなっております!
本編は1人用なのですが、伝説は脚色され、4人の「冥人」が対馬にはびこる「鬼」を退治するという話になっており、最大4人の協力プレイが可能な、4種の役目(職業)とハック&スラッシュ要素を取り入れたやりこみ要素、そしてやりごたえバツグンのゲームとなっておりますので、ぜひプレイしてみて下さい!
(望月英)
