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尾田栄一郎先生も絶賛した『恋するワンピース』 ギャグが攻めすぎ!

全世界での累計発行部数が4億8000万部を突破している『ONE PIECE』は誰もが知る大人気マンガですが、実は公式のスピンオフギャグマンガもいくつか存在します。なかでも伊原大貴先生が描く『恋するワンピース』は「エッジが効きすぎてる!」と人気です。

『ONE PIECE』の画をそのままペースト!?

(画像:写真AC)
(画像:写真AC)

「週刊少年ジャンプ」で連載中の『ONE PIECE』といえば、全世界で累計発行部数が4億8000万部を突破するほどの大人気マンガです。では『ONE PIECE』の公式スピンオフ作品として、「ONE PIECE.com」や「ジャンプ+」で連載が続いているギャグマンガ『恋するワンピース』(著:伊原大貴)はご存知でしょうか? 尾田栄一郎先生も絶賛したという同作は、原作ファンの間でも「エッジが効きすぎてる!」と話題に。他に類を見ない手法を数多く用いた同作の、 “読者から思わずツッコミが続出したエピソード”をご紹介します。

 そもそも『恋するワンピース』は、とある高校生たちの日常を描いた作品。山本海賊王(やまもとルフィ)や小山菜美(こやまなみ)、中津川嘘風(なかつがわウソップ)など“麦わらの一味”と同じ名前を持つキャラが登場するものの、ビジュアルは原作とかなりかけ離れている印象です。

 もちろんギャグマンガなので笑いどころも満載ですが、なかでも注目を集めたのは第119話の1コマ。菜美と嘘風は漫画研究部が必死に描き上げた原稿にインクをこぼしてしまいます。菜美が慌てふためく一方、嘘風は「これならなんとかなりますぞ!!」と言って何やら作業を開始。うまく復元するのかと思いきや、嘘風が行ったのは“汚した原稿を『ONE PIECE』の1ページと差し替える”というアラワザでした。

 同話では実際に原作の1ページが丸々使われており、読者からは「ついにスピンオフを超えやがった!」「本家のコミックスのページを差し込むのはカオス」などの反響が相次ぎました。

 ちなみに第127話でも、『ONE PIECE』の作画をそのまま使用。原作で描かれているルフィやサンジ、シャンクスなどの顔を切り取って、『恋するワンピース』のキャラへそのまま貼り付けていました。たびたび読者を驚かせるかなり攻めたアイデアは、“公式”として認められているからこそ通用する手法です。

(マグミクス編集部)