女優・蒔田彩珠、『神在月のこども』で声優初挑戦。目標は「ジブリ作品」への出演?
2021年10月8日から公開の映画『神在月のこども』で主役・カンナの声を務めるのは、女優の蒔田彩珠さんです。カンナに感情移入したところ、アフレコ初挑戦の感想などについて聞きました。
誰かのために立ち上がる主人公に共感

2021年10月8日(金)公開の劇場オリジナルアニメ『神在月のこども』は、母を亡くしたことで生きがいを失った12歳の少女が、神々の歯車によって出雲へ向けて走り出す冒険物語です。
主人公・カンナの声を担当するのは、現在放送中のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』などで注目を集める女優、蒔田彩珠(まきた あじゅ)さん。声優初挑戦の感想や、出雲への訪問体験などについて、お話を聞きました。
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ーー『神在月のこども』への出演は、声優の仕事への初挑戦となりましたね。
蒔田彩珠さん(以下、蒔田) いつかアニメの声の仕事にも挑戦してみたいと思っていましたが、初めてが主人公役でびっくりしました。カンナの挑戦しようとする姿が、初めて声の仕事に挑戦する自分と重なり、演じてみたいと思いました。
ーー好きなアニメ作品はありますか?
蒔田 スタジオジブリの作品が好きです。ジブリ作品は俳優さんが声を担当することが多いので、自分もいつか出演できたらと思っています。
ーー完成した映画についての感想は?
蒔田 最初の20分くらいは少し恥ずかしさがありましたが、中盤でカンナが走り出してからは自分の声なのに、ウルっとしていました。
ーー演じたカンナに自ら共感するところはありましたか?
蒔田 誰でも挫折することはあると思いますし、それでも誰かのために立ち上がろうとするところは、私にもあるなと思いました。
ーーカンナは負けず嫌いな性格ですが、蒔田さんのなかで共通する部分は……
蒔田 私も、めちゃくちゃ負けず嫌いです。兄が2人いるので、鍛えられました(笑)