声優・久川綾 イメージと違う?「波動砲を撃ってみたい」意外な素顔
セーラーマーキュリーがきっかけで一躍スターダムに!

久川さんと言えば、多くの方は『美少女戦士セーラームーン』(1992~1997年)の水野亜美/セーラーマーキュリーで記憶していることでしょう。当時はセーラー戦士のなかでも特に人気が高いと言われ、アニメ雑誌でもクローズアップされることが多いキャラでした。『スペシャルプレゼント 亜美ちゃんの初恋 美少女戦士セーラームーンSuperS 外伝』という異例のスピンオフ主演劇場版が制作されたことからも、当時の亜美人気が分かります。
余談ですが、後に久川さんは『ハートキャッチプリキュア!』(2010年)で月影ゆり/キュアムーンライトを演じていることで、数少ないセーラー戦士とプリキュアを担当した声優と言われていました。しかし、『聖闘士星矢Ω』(2012~2014年)で演じたソニアが蠍座の黄金聖衣をまとっていたことから、セーラー戦士、プリキュア、黄金聖闘士の三大東映アニメーション戦士を演じた唯一の声優と、一部のファンからは言われているそうです。
この他にも『ああっ女神さまっ』(1993年)のスクルド、『ママレード・ボーイ』(1994~1995年)の鈴木亜梨実、『魔法騎士レイアース』(1994年)のタータなどが同時期に演じていた代表的なキャラでしょうか。
久川さんの代表的なキャラをご紹介していくと、どうしても美麗な女性キャラが多くなっていきますが、声優ですから凛々しい男の子役も演じることがありました。『少女革命ウテナ』(1997年)の薫幹、『爆転シュート ベイブレード』(2001~2003年)の金李、『フルーツバスケット』(2001年)の草摩由希、『冒険王ビィト』(2004~2006年)のキッスなどが筆者には印象的です。
また、大阪出身ということで関西弁を使うキャラも担当していました。代表的なキャラは、やはり『カードキャプターさくら』(1998~2000年)などに登場したケルベロス。他にも『バトルアスリーテス大運動会』(1997年)の柳田一乃、『AIR』(2005年)の神尾晴子なども演じていました。
他にもラジオのパーソナリティーとしての活躍もファンには有名です。今では一般的にもよく使われるようになった「大きなお友達」という言い回しも、久川さんが発信元というのは意外と知られていないかもしれません。
近年はお母さん役を演じる機会も増えましたが、変わらず生き生きとした声の持ち主である久川さんには、元気のいいヒロイン役をもっと演じてほしいところです。
(加々美利治)



