10月17日は「オンラインゲームの日」 未知の楽しさに熱中した「テレホーダイ」タイム
オンラインRPGを普及させた『ファイナルファンタジーXI』

『PSO』と対をなす家庭用ゲーム機向けオンラインRPGといえば、スクウェア(現スクウェア・エニックス)が手掛ける『ファイナルファンタジーXI』(以下、FFXI)も見逃せません。
それまでシングルプレイ重視の作風で知られた「ファイナルファンタジー」シリーズにおいて、プレイヤー複数人とパーティーを組んで世界を巡る『FFXI』は異例中の異例でした。結果として、売上高は38億円に到達(2003年時点)しただけでなく、PlayStation 2用ソフトとして後にPCやXbox 360へと対応プラットフォームも拡大。2022年現在もなおサービスが続く、息の長い人気タイトルへと成長を遂げました。
一方でPC用オンラインゲームも負けてはいません。PC所有世帯の増加、およびゲームプレイに適したインターネット回線の普及に伴い、PCからオンラインゲームの世界に踏み込むユーザーが増え始めました。
『メイプルストーリー』『RED STONE』『ラグナロクオンライン』などなど、2000年代中期に入る頃には各メーカーからバラエティに富んだ作品が続々登場。以降はオンラインRPGに加え、アクション性の強い作品やチーム戦が主体のFPS(一人称視点シューティング)といったタイトルも誕生し、その様相はますます隆盛を極めていきます。
とはいえ、いくら市場を席巻したオンラインゲームといえど、「サービス終了」という終止符の前には為すすべもありません。事実、ユーザー数の減少やサーバー運営などにかかる維持費の負担など、諸般の事情によって消えていったオンラインゲームは数え切れないほどです。そしてこの傾向は、大規模なPRによって展開されるも1年足らずで終了する事例が珍しくないスマホゲーム市場においても同じことがいえるでしょう。
物体として実感をつかみづらいとは言え、愛着の湧いたデータが消えるのはただひたすらに悲しいもの。読者の方々もこの機会に、かつてやり込んだオンラインゲームなどにログインしてみて、アカウントが消えてしまう前に自身の足跡をたどってみてはいかがでしょうか。
(龍田優貴)


