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10月17日は「オンラインゲームの日」 未知の楽しさに熱中した「テレホーダイ」タイム

10月17日は「オンラインゲームの日」。1990年代の後半に誕生し、20世紀末にかけて数々のオンラインRPGが登場し、国内でも人気が盛り上がり始めました。その黎明期には、インターネット接続にまつわる苦労話や話題をさらったタイトルなどもありました。

「いろんな人とつながる」楽しさが新鮮だった

家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」初のオンラインRPG『ファンタシースターオンライン』(SEGA)
家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」初のオンラインRPG『ファンタシースターオンライン』(SEGA)

 食欲・運動・読書……など、秋といえばさまざまな楽しみ方が思い浮かびますが、やはりゲーム好きとしては「ゲームの秋」も見逃せない今日このごろ。本日10月17日は「オンラインゲームの日」といわれ、1997年に『ウルティマオンライン』の英語版が発売されたのを記念したとされています。皆さんののゲーム体験を思い浮かべるには最適な1日といえるでしょう。

 そこで今回は、国内におけるオンラインRPGブームの始まりを振り返ります。もちろん、快適にオンライン(ネット)ゲームが楽しめる現在からは想像もつかないエピソードもありますのでお楽しみに(?)。

 さて、現在リリースされているオンラインゲームの礎(いしずえ)と言えるのは、1990年代後半に登場した『ディアブロ』と、前述のとおり発売日が記念日にもなっている『ウルティマオンライン』(以下、UO)です。『ディアブロ』に『UO』、『EverQuest』など、21世紀に入る数年前から、パソコン(以下、PC)を所有しているコアゲーマーの間でオンラインRPGが注目されてきました。

 しかし、国内で本格的にオンラインRPGの普及を促進させたのは、PCゲームではなく従来型の家庭用ゲーム機でした。その先駆けとなったのが、2000年12月に発売されたドリームキャスト(以下、DC)用ソフト『ファンタシースターオンライン』(以下、PSO)。DCはネットワーク接続のための通信用モデムを搭載しており、『PSO』はインターネット通信機能をふんだんに活用した、『UO』や『Diablo』といった海外ゲームと異なる国産オンラインRPGだったのです。

 同作はオフラインモードでもプレイできますが、ゲームの醍醐味が詰まっているのは、やはりオンラインモードです。さまざまな種族が同居するSF世界において、志をともにした仲間と一緒に冒険へ出発。クエストに挑んでレアアイテムを狙うも良し、気心の知れた仲間とチャットでコミュニケーションに親しむのも良し。友人や家族と肩を並べて遊ぶのとは違う、リアルで離れていても同じ空間を共有できる未知の楽しさが『PSO』には詰まっていました。

 ただし、1990年代末期から2000年前後は現在のような光回線が普及しておらず、長時間のインターネット接続で通信料金が高額になるケースも少なくありませんでした。そのため、オンラインゲームを日頃から利用するユーザーの多くが、定められた時間帯に利用料が定額になる「テレホーダイ」に加入していました。通信料金を気にせず遊べる深夜の時間帯は「テレホタイム」と呼ばれ、早朝にかけてゲームプレイに興じるユーザーが続出しました。

【画像】もうすぐ20年なのか! 今も日本で人気継続中のオンラインRPGたち(4枚)

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