『ドラクエ』の「ムズ過ぎ」ダンジョン3選 「見えない落とし穴がキツい」「抜けた後に強敵だらけで絶望」
RPGにダンジョンはつきものですが、なかには2度と行きたくない難しいものもあります。今回は「ドラゴンクエスト」シリーズで多くのプレイヤーを苦しめた凶悪ダンジョンを紹介します。
ブルーイーター、レッドイーター、エビルマスターの凶悪トリオ!

RPGの醍醐味のひとつ、ダンジョン探索。お宝を目指して、あるいはボスを倒すべく、ワクワクしながら進みますが、なかにはあまりに難しくてもう二度と行きたくない、そんなダンジョンもありますよね。
今回は「ドラゴンクエスト」シリーズのなかでも、多くの勇者パーティーを苦しめた、凶悪ダンジョンを紹介します。
『ドラゴンクエスト5』の難関ダンジョンといえば、封印の洞窟。主人公だけが身につけられる最強装備のひとつ、「おうじゃのマント」が手に入るダンジョンです。しかし、その行く手を阻むのが、ブルーイーター、レッドイーター、エビルマスターの凶悪トリオ。
ブルーイーターもレッドイーターも素早さと攻撃力が高い上に、高倍率の特殊攻撃をしてきます。特にレッドイーターの「そらたかく まいあがった!」は2倍ダメージ。レッドイーターはその他にも、麻痺攻撃をしかけてきて厄介なことこの上なし。しかもこの2体、それぞれが別系統の魔法に対して耐性を持っているため、ひとつの魔法で一気に大ダメージを狙うことが難しくなっています。ややこしい!
最後にその2匹を従えるのがエビルマスター。「ふしぎなおどり」でMPを減らしてきたり、「ベホマラー」で仲間を回復してくる上に、こいつなんとブルーイーターを呼んできます。めんどくさい! そのため真っ先に倒さなければいけませんが、エビルマスターが身を守ると、エビルマスターが助けに来るんですね。めんどくさいのがまた増えた! エビルマスターが中央、両脇にブルーイーターとレッドイーターが2体ずつセットで登場するパターンが多く、大変な消耗を強いられます。
実は、「おたけび」や「メダパニ」で動きを封じたり、「ニフラム」や「ふうじんのたて」も有効で、これらを知っていれば、楽に対処することも可能です。しかし、インターネットもない当時の子供達はそんなことになかなか気がつくことはできず、大苦戦を強いられるのでした。