【漫画】洋服を買う時、店員に話しかけられるの苦手 店を出るまでのノウハウがお見事!
初めての店でのお買い物。アパレルショップで販売員から話し掛けられることが苦手な人でも、上手に接客を受けるコツとは……。Instagramで公開されたマンガが、「参考になる!」と話題になっています。作者のぼのこさんにお話を聞きました。
上手な接客の「されかた」とは?

アパレルショップで、上手に接客を受けるコツについて描いたマンガ「販売員は怖くない!ぼのこ流 上手な接客のされ方」が、Instagramで7900以上のいいねを集め話題となっています。
アパレルショップで販売員に話し掛けられるのが苦手、という人は多いもの。ただ、販売員とコミュニケーションをとることで、スムーズに買い物の目的が果たせることもあります。元アパレル店の店長だった作者が伝える、上手に接客を受けるコツとは……という内容で、「なるほど!」「参考にします!」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、Instagramやブログ「ぼのぐらし」などでマンガを発表している、ぼのこさんです。ぼのこさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか?
3年前ぐらいからです。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
もともと、私自身がアパレル店の店長だったのですが、接客をしていると「店員に予算の話をするのが、悪いことのように感じる」というお客様が、一定数いらっしゃることに気付きました。そのほかにも、「店員への相談の仕方が分からない」「店員が怖い(売りつけられるようなイメージ)」というお声も、ちょくちょく聞こえていました。店員としては、お客様の要望が分かれば、意向に沿ったアドバイスがしやすく、的外れな提案も防げるのではないかと思いますので、そのことをお伝えしようと、今回こちらのお話を描きました。
ーーぼのこさんが買い物をする際、最も重要視することは何ですか?
安心感ですね。適切に管理された商品が、適切な値段で販売されていれば問題ありません。
ーー接客されるとき、どのような点が苦手だと感じますか?
買うかどうか決めかねている段階で声を掛けられると、申し訳なく感じることがあります。その場合は、店員さんをがっかりさせないためにも、あらかじめ「まだ検討中なので、気になることがあればこちらからお声掛けします」という風に伝えます。
ーー逆に、どのように接客されると、商品を買いたいという気持ちになりますか?
店員の方が楽しそうに商品の良さをお話しされていたり、笑顔で気持ちのいい接客をしてもらえたりしたときは、この店・この店員さんから買おうという気持ちになります。その日に欲しい商品が見つからなくても、名刺を頂戴して、後日その方に担当していただくこともあります。
ーーこのマンガのエピソードのあと、旦那様へは、どのようなプレゼントを購入したのですか?
店員さんに教えてもらったショップで改めて相談に乗っていただき、最終的にセーターではなく、ニットカーディガンとシャツを購入しました。最初のお店についても、その日は予算の都合で断念してしまいましたが、大変丁寧な接客をしていただいたということもあり、後日夫婦で何度かお買い物に伺いました。
ーー旦那様にプレゼントを渡したとき、どのような反応でしたか?
とても喜んでくれました!
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「上手な接客の仕方」はよくあるけど、「上手な接客のされ方」は、あまり紹介されることがないので、「参考になりました」というお声を多数いただきました。もちろん、なかには「客側がそこまで考えて接客される必要性を感じない」という意見もあり、私もそれは同感です。ただ、コミュニケーションの取り方ひとつで自分が快適に買い物ができたり、自分ひとりでは気付けなかった意外な良い商品に出会えたりするのであれば、私は上手に接客されるように努めたいと考えています。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
元アパレル店員のノウハウを生かし、読者の方にとって、タメになったり、共感できたりする話を発信していければと考えています。そして何より、自分自身が楽しみながら、発信を続けたいですね!
(マグミクス編集部)