『ガンダムW』のネタセリフ「お前を殺す」←本当に言ってた? 濃厚キャラの迷言を振り返る
10話にして主人公が自爆、最強の敵は優雅に入浴

『新機動戦記ガンダムW』は、1995年4月から1年にわたって放送されたガンダムシリーズ作品です。
個性あふれる5人の主人公、ヒイロ・ユイ、デュオ・マックスウェル、トロワ・バートン、カトル・ラバーバ・ウィナー、張五飛は、地球圏統一連合の圧政に対抗するべく宇宙コロニーのレジスタンスから地球に送り込まれた特殊工作員です。彼らは秘密組織「OZ」の部隊や施設を狙って破壊工作を繰り返すテロリストですが、OZ側も、情報操作を行い、彼らを利用するのでした。
主人公のヒイロには「任務のためなら、自爆も辞さない」という覚悟があり、第10話「ヒイロ、閃光に散る」では、なんと本当に自爆してしまうのです。その挙げ句に生き残ってしまい、後に自爆の感想を聞かれて「死ぬほど 痛いぞ」と答えます。それはギャグなのか?
敵も主人公たち以上に、個性的で存在感のある人物です。仮面をつけたOZのパイロット、ゼクス・マーキスは騎士道精神あふれるキャラ。第一話でさっそく、ヒイロの乗るウイングガンダムと遭遇、汎用陸戦型のリーオーで出撃しようとして部下に止められますが、こう答えます。
「私のリーオーは十分速いさ。それに、私に挑んでくる相手を無下にはできんだろう」
OZの総帥トレーズ・クシュリナーダに至っては、最初から最後までエレガントな貴族の態度で登場します。何しろ、ギリシャ神殿風の泡風呂で、戦果の報告を聞くというエレガントさを見せてくれます(第4話「悪夢のビクトリア」)。
トレーズの代表的なセリフといえば「ことは全てエレガントに運べ」でしょう。彼の部下であるレディ・アンは、コロニーを人質に取り、ガンダムを渡すように脅迫したことから、ヒイロは自爆を選びますが、その直後、トレーズはルクレツィア・ノインを経由してこの言葉を伝えます。本人が言うシーンはないのに、名言になってしまうのもさすがです。
トレーズ総帥は記憶力も完璧です。最終決戦である第48話「混迷への出撃」で、ライバル関係にある五飛から「貴様の野望のために何人の人間が犠牲になったと思っている?」と尋ねられると、「聞きたいかね? 昨日までの時点で9万9822人だ…」と答え、すべての死者の名前を暗証してみせます。
まさに、ガンダム史上でも稀有な衝撃の展開、心に刺さる名言(迷言?)がまだまだたくさんあります。他のキャラクターも忘れがたいエピソードがいっぱいです。
BS11でのセレクションは4月15日(土)まで13回にわたって放映予定。バンダイチャンネルやU-NEXTなどの配信サービスでも視聴できます。この展開の続きが気になって仕方ない方はぜひ、BS放送や配信などで見届けて下さい。
(マグミクス編集部)






