歴代ガンダム主人公の「問題行動」3選 『水星の魔女』スレッタも可愛く思える「やりすぎ事例」
ガンダムの主人公と言えば一癖も二癖もあるのが特徴。『水星の魔女』のスレッタのSeason1のラストのように、衝撃的な行動を披露したケースも珍しくありません。今回はそんなガンダム主人公たちが起こした問題行動の数々をご紹介します。
ガンダム主人公たちのやりすぎた問題行動

ガンダム作品の主人公に、完全無欠の人格者というのは少なく、それぞれどこかに欠点や悩みを抱えているのが魅力とも言えます。とはいえ、何事にも限度というものがあり、「それはちょっとやりすぎなのでは?」と感じるような主人公もいました。
最近では、TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のSeason1のラストに描かれた、主人公スレッタの“ある行動”が波紋を呼びました。こういう主人公による問題行動は、ガンダム作品のお約束と言えるのかもしれません。そこで今回は、過去のガンダム作品にあった「主人公の問題行動」の数々をご紹介します。
●何もそこまでしなくても……
『機動戦士Zガンダム』に登場するカミーユ・ビダンは、少々キレやすい主人公です。カミーユという女性っぽい名前にコンプレックスを持ち、それを軽く揶揄されただけで即ブチギレ。いきなり軽口を叩いたジェリドの顔面をぶん殴るという暴挙に出ます。
さらに取り調べを受けることになったカミーユは、尋問を行ったMP(憲兵)のマトッシュに異常なまでの復讐心を抱きます。その後、カミーユは憎きMPに対する恨みを晴らすためだけに、ティターンズのガンダムMk-IIを強奪。生身の人間(MP)にMk-IIのバルカンをぶっ放したうえ、彼の怯えた表情を見て高笑いしていました。
作品を通してのティターンズの横暴さは言うまでもないですが、序盤のカミーユのキレっぷりにドン引きした視聴者は案外多いのではないでしょうか。
●親友の婚約者を奪う
『機動戦士ガンダムSEED』のキラ・ヤマトは、親友の婚約者と同衾(どうきん)するという、いろんな意味で主人公らしからぬ行動を見せました。
この頃のキラは体が傷つき、連戦続きで心も疲弊。そのキラを献身的に看病し、サポートしていたのがフレイ・アルスターです。フレイは、キラの友人であるサイ・アーガイルの許嫁でしたが、キラは唯一の拠り所だったフレイに依存し、体の関係まで持ってしまいます。
その後、キラ、フレイ、サイの三名が顔を合わせ、フレイがキラとの関係を暴露するという修羅場が到来。キラもフレイの発言を否定しなかったため、サイが逆上します。いきなり掴みかかったサイを、キラは即座に組み伏せ、「やめてよね。本気でケンカしたらサイが僕にかなうはずないだろ」と冷ややかなセリフを言い放ったのが印象的です。
実はフレイはコーディネイターに深い恨みを抱いており、キラの力を自分のために利用しようと仕向けた背景がありました。ちょうど心が弱っていたキラは、フレイの思惑に乗ってしまったかたちになります。そのあたりの事情を加味すると、多少は同情の余地があるのかもしれません。
だからといってサイに落ち度があったわけではないので、この一件でサイが最も不憫なのは間違いないでしょう。
●心優しい味方を撃ち殺す
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の主人公ハサウェイ・ノアは、映画『逆襲のシャア』のなかでとんでもない問題行動を見せました。
ニュータイプの素養に目覚めつつあったハサウェイは、心惹かれるクェス・パラヤが戦っていることをラー・カイラムの艦内で察知します。そして無人のジェガンに勝手に乗り込むと、敵陣営のクェスのもとに赴きます。
そしてハサウェイがクェスに戦闘をやめるよう説得していたところに、リ・ガズィに乗るチェーン・アギが現れます。チェーンは、ハサウェイの身に危険が迫っていると思い、クェスが乗る大型MA「α・アジール」を攻撃。グレネードランチャーが直撃したα・アジールは爆散しました。
このクェスの死に逆上したハサウェイは、いきなりチェーンのリ・ガズィを攻撃。それもコクピットを撃ち抜いてしまいました。友軍であり、自分の身を案じて助けに来たチェーンを撃ち殺すという暴挙は、決して許されない大罪と言えるでしょう。
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優等生のほうが珍しいガンダムの主人公たち。皆さんにとって、一番印象に残っている“問題行動”とはどのようなシーンでしょうか。
(大那イブキ)


