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『ドラクエ』ファンは「過剰反応」してしまう日常言葉・4選 「ゆうべは…」

パッと見は普通なのに、『ドラクエ』経験者だと強く反応したり、別の感情を湧き上がらせてしまう……そんなセリフがいくつもあります。果たしてどんなメッセージが、ドラクエ民の心をざわつかせてしまうのか。初期作から厳選してお届けします。

ごく普通のセリフなのに、ドキッとしたりイラッときたり

シチュエーションとの合わせ技で、想像が一気に膨らむ「ゆうべは おたのしみでしたね」
シチュエーションとの合わせ技で、想像が一気に膨らむ「ゆうべは おたのしみでしたね」

 気に入ったゲームと出会うと、思わず作中のセリフまで覚えてしまうもの。そして、こうした特徴的なセリフに反応する相手がいたら、同じゲームを遊んだ者同士だと分かります。

 印象的なセリフはゲームによってさまざまですが、『ドラゴンクエスト』シリーズの場合、一見すると何気ないセリフなのに、ファンの心を揺さぶる場合が少なくありません。普通そうに見えるのに、『ドラクエ』プレイヤーはちょっと違う反応を見せてしまう……そんなセリフを、ファミコン時代の4作品から抜粋してお届けします。

●「ゆうべは おたのしみでしたね」

「しんでしまうとは なにごとだ!」に匹敵するほど、初代『ドラクエ』を象徴するセリフのひとつ。ただし、「しんでしまうとは~」は直接的でダイレクトな叱責ですが、この「ゆうべは おたのしみでしたね」は、想像力を刺激する魅惑的なセリフになっています。

 初代『ドラクエ』でこのセリフが飛び出すのは、限定的な条件下のみ。ある洞窟に囚われている姫を助けると、彼女を城まで送り届ける流れになります。この時、「ルーラ」などを使えば一瞬で城まで戻れますが、一端寄り道するとこのセリフに出会えます。

 勇者ひとりで宿屋に泊まると、宿屋の主人が翌朝「ゆうべは よく おやすみ でしたね」と見送ってくれます。しかし、姫を連れている時に宿に泊まった場合、翌朝の見送りが「ゆうべは おたのしみでしたね」に変化。ふたりで泊まった時に、何か楽しいことをしている模様です。

 どんな「お楽しみ」をしていたのか。これについての言及は一切ありません。だからこそ『ドラクエ』経験者にとって、ある意味永遠の謎である「ゆうべは おたのしみでしたね」は、聞き捨てならないセリフなのです。

●「いやーさがしましたよ」

「ゆうべは おたのしみでしたね」は、言い回しとしてみるとやや特殊なので、一般的に耳にする機会はあまりないでしょう。しかし、この「いやーさがしましたよ」は、シチュエーション次第で耳にしてもおかしくありません。

 発言をシンプルに受け止めると、人を捜しているのだろうと考えるのが普通です。捜し人が自分だった場合、「悪いな」「苦労かけたね」と返すかもしれません。ですがこのセリフは、「ドラクエ民」にとって別の感情を呼び起こします。

 このセリフが出てくるのは、『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』。主人公が「サマルトリアの王子」と会うために城まで足を運びますが、王子はすでに旅立った後。急いで追いかけるも、その都度王子は別の場所に移動しており、会えそうで会えない状態が続きます。

 そんな無益な追いかけっこをしばらく続けた結果、ようやく王子に遭遇。ここまでさんざん苦労をさせられたのに、王子の第一声が「いやーさがしましたよ」。それを言いたいのはこっちだ、とツッコミたいプレイヤーが続出しました。だからこそ、このセリフを素直には聞き流せません。

【画像】意味深セリフにドキッ! 「ゆうべは おたのしみでしたね」

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