『幽☆遊☆白書』裏男が砂場に出現！　「誰だよ公園でガチったやつ……」20万いいねの大反響

虚無から慟哭まで土で生み出す表情の数々

　真顔でじっと見つめてくる顔、産声を上げるかのように顔をくしゃっとさせる顔…公園の砂場に現れた人面相がTwitterで大きな反響を集めています。

　なかでも、『幽☆遊☆白書』に登場する妖怪・裏男を思わせる人面相は、「誰だよ公園でガチったやつ……」と引用リツイートされて、すでに20万いいねを超えました。

　これらの作品をつくったのは美術革命軍（Twitter：@GflKqRLPD864105）と名乗るアート集団。バズった作品の創作意図と謎に包まれた活動内容をインタビューで聞きしました。

――美術革命軍の活動が始まったのはいつ頃ですか？

　ここ最近です。

――どういったメンバー構成なのか、活動の時間帯や頻度は？

　メンバーについては、美術を愛する若者たちとだけ答えさせてください。皆さんに楽しんで頂けるように、人数や活動期間は控えさせて頂きます。

――これまで何作品くらい作成したのでしょうか？

　今のところ、都内近郊の公園5ヶ所に作りました。ただ、活動場所は日本全国です。

――今回の人面相の制作で大変だったことはありますか？

　ひたすら楽しいですね！　最高！

――人面相によっては、『幽☆遊☆白書』裏男、『ベルセルク』のベヘリット、『AKIRA』などいろんな見方がされていますが、それぞれ作品名はあるのでしょうか？

　砂場作品にモチーフはなく、オリジナルです。でも、いろんな人の視点で重ねて見てもらえるのは面白いと感じております。

――グループの活動の狙いは？

　美術の近寄り難いイメージを払拭して、より多くの人に届けることです。美術に関わる人を増やし、美術界全体を盛り上げたくて制作しました。なので、今回は砂場という身近な場所を選びました。

――今回の反響についていかがですか？

　大勢の人たちに僕らの活動を見ていただけて非常に嬉しいです。子供のようにわくわくした気持ちで、それぞれにやりたかった事や楽しそうだと思った事などを行動に移してもらえるきっかけになったら幸いです。