子供を放置して不倫…歴代『ガンダム』のヤバい母親たち プロスペラはマシなほう?
歴代母と比べてプロスペラの恐ろしい点とは?

『機動戦士Vガンダム』主人公ウッソの母親ミューラ・ミゲルとは、自分の子供を理想通りに育て上げようとする点と、目的のためにガンダムに搭乗させる点が共通しています。
ミューラはウッソを優秀なパイロットに育て上げるため幼少期から英才教育を施しますが、突然カサレリアにウッソを残して失踪してしまいます。
その後セント・ジョセフで久しぶりにウッソと再会し、甘えるウッソを受け入れるミューラはいい母親のように見えます。しかし甘えさせながらもやたらとガンダムのことを聞き出そうとする様子や、英才教育を施した理由から見るに、優秀なパイロットに育て上げたいという目的が先行しているように見えます。
まさにプロスペラと目的が類似している例と言えるでしょう。しかし、ミューラのなかにウッソを思う純粋な愛情があったのかどうかは、ファンの間でも意見が分かれるところです。
上記の母親たちと比べてプロスペラの厄介な点は、今までの「ガンダム」シリーズの子供たちは母親との関係不和を自覚していることが多いのに対して、スレッタはプロスペラに絶対的な信頼を寄せているということです。
プロスペラ本人も自分の行いに多少は罪の意識があるようですが、言葉巧みにスレッタや周囲の人々を操るさまを見ると、シリーズいち恐ろしい母親と言えるのではないでしょうか。
※本文の一部を修正しました。(2023.8.8 17:15)
(マグミクス編集部)