はかなすぎ!あっけなく退場した「ガンダム」キャラたち 宿敵、お騒がせ人物が多かった?
宿敵キャラでもラストはあっけない?

第49話「生命散って」で、ふたりの因縁の関係が終わりを迎えます。戦争も最終局面に差し掛かり、ジェリドはバウンド・ドックでZガンダムに最後の戦いを挑みますが、この時カミーユはラーディッシュが撃沈されたことや、戦争そのものに対する怒りが爆発していました。
そのような状況下でカミーユのZガンダムが放ったビームライフルが、ジェリドの乗るバウンド・ドックに命中。機体のバランスを失ったジェリドは後方にあった撃沈寸前のラーディッシュの爆発に巻き込まれて戦死します。ジェリドの「カミーユ、貴様は、俺の……」という断末魔を残して、ふたりの長い因縁の対決はあっけなく終止符を打つのでした。
最後に紹介するクロノクル・アシャーも、あっけなく退場したキャラではないでしょうか。アニメ『機動戦士Vガンダム』に登場していたクロノクルは、主人公のウッソ・エヴィンの宿敵でもあります。クロノクルのテスト機だったシャッコーをウッソに奪われるという無様な姿を晒したことや、ウッソの初恋の相手カテジナ・ルースがクロノクルとともに行動することになった経緯もあり、ふたりは因縁の関係となります。
第51話「天使たちの昇天」ではエンジェル・ハイロゥを舞台に、クロノクルとウッソが最後の戦いを繰り広げます。リグ・コンティオでウッソが乗るV2ガンダムと激闘を繰り広げるクロノクルでしたが、2本のビームサーベルを束ねたウッソの攻撃にリグ・コンティオは大破し、崩壊するエンジェル・ハイロゥを転げ落ちていきます。しかし、クロノクルのあっけない最後はこのあとでした。
コックピットから身を投げ出され、逆さまになりながら落ちていくクロノクルは、ザンスカール帝国の女王で自身の姉でもあるマリア・ピァ・アーモニアの幻覚を見ながら助けを乞います。そして、「マリア姉さん」と言ったと同時に「ゴンッ」とエンジェル・ハイロゥに頭を打ち、最期を迎えるのでした。
クロノクルは『Vガンダム』第1話から登場していた古参キャラだっただけに、あっさりとしたラストが気の毒にさえ思えてしまいます。
ストーリーに関わる主要キャラであっても、戦いのなかの一瞬の出来事であっけなく退場させられてしまうのは、観るものに強い印象を与えます。ガンダム作品の背景にある、戦争の「非情さ」をリアルに感じさせる演出と考えることもできそうです。
(LUIS FIELD)



