そそられるけど盛りすぎ! ガンプラの存在感もハンパない「武装てんこ盛りガンダム」
武装てんこ盛りのガンダムたちは、そのド派手な姿がたまらない魅力のひとつです。ところがガンプラとして向き合うと、部品点数の多さや完成後のサイズなど、また違う側面が待ち受けています。
巨大すぎて後々のことまで考えることになる←ガンプラの話です

ガンダム作品には時折、これでもかと大量の武装を搭載した、いわば「武装てんこ盛りガンダム」が登場します。人気の「モビルスーツ」(MS)はガンプラとして発売される可能性も高く、作る楽しみは格別でしょうが、武装てんこ盛りとなると製作時や完成後にあれこれ考えさせられることもあるようです。
例えば、「フルアーマーZZガンダム」は『機動戦士ガンダムZZ』第46話に登場し、大型MS「クィン・マンサ」など強力な相手と激闘を繰り広げました。強化された「ZZガンダム」に、装甲や武装を追加し性能向上を施した機体です。巨大な手持ち式の「ハイパー・メガ・キャノン」が特徴的ですが、TV版では使われていません。
マスターグレード(MG)版「フルアーマーZZガンダム ver.ka」の説明書によると、物語の最終局面で強大な相手を前に、ZZガンダムが見劣りしないようデザイナーの明貴美加氏にパワーアップ案が依頼されたそうです。
SNSなどでは、たとえばMG版について、キットを入手したものの部品点数の多さや細かさもあり「本体の強化型ZZですら作るの楽じゃないのに、そこから部品も増えて大変」など、嬉しい悲鳴(?)が聞かれます。
そのMGでは、2025年に実施された「MG決選投票2025」にて1位に輝いた「PLAN303E ディープストライカー」もまた、「てんこ盛りガンダム」の系譜で語られる機体です。
模型誌「モデルグラフィックス」(大日本絵画)の誌面企画『ガンダム・センチネル』にて、「S(スペリオル)ガンダム」の強化バリエーションとして1988年12月号に掲載されたのが初出となり、そこから時がたった2018年にMGでのキット化を果たしました。戦艦に搭載されているのと同じクラスの巨大なメガ粒子砲や、戦艦級のレドームを偵察用に持ち、あまりの高コストにペーパープラン化したという設定が語られています。
MG版のキットでも、メガ粒子砲が約540mmにて再現され、胴体や脚部も大きなブースターユニットでボリュームがあります。SNSでも「巨大なので部屋の模様替えしないと置けない」といった声があがっていました。
「置き場所の確保から考えなくてはいけないガンプラ」といえば、OVA作品『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場した後半の主役機「ガンダム試作3号機デンドロビウム」を思い浮かべる人もいるでしょう。物語の終盤で主人公「コウ・ウラキ」が搭乗し、ジオン残党組織「デラーズ・フリート」と激闘を演じました。
「MSの汎用性がありながら、MA(モビルアーマー)の攻撃力をあわせ持つ兵器」として試作された本機は、MSを本体として、本体の倍以上にもなる大型の武装コンテナを背面に装備します。その武装コンテナには、戦艦並みのビーム砲やミサイルポッドなどが詰め込まれていました。設定上は全長140.0m、全高38.5m、全幅62.0mと、文字通り巨大です。
2002年にはハイグレード(HG)でガンプラ化され、1/144スケールでも全長は1m近くになり、組み立て前でも「大きすぎて、買ったときに持ち帰るのが大変だった」といった声が聞かれます。2023年に実施された再販企画「HGUC決戦投票2023」では1位に輝き、再販の機会を勝ち取りました。
(LUIS FIELD)








