恐怖? 衝撃? 大人もびっくりのトラウマ級アニメ映画 「R指定も納得」
韓国の衝撃的サイコホラーアニメも

ポスターの見た目からして不気味そうなアニメもあれば、かわいい絵柄で衝撃展開を迎える作品もありました。ウェブコミック配信サイト「WEBコミックガンマ」にて不定期連載中の『メイドインアビス』(原作:つくしあきひと)をアニメ化したTVシリーズが人気を博し、第1期の続編として劇場公開された『メイドインアビス 深き魂の黎明』は、R15+指定となっています。
呪われた巨大な縦穴「アビス」に挑む少年少女の姿を描いた同作は、愛らしい絵柄からは想像のできない過激なグロ、ゴア、エロ描写が特徴的で、数々のトラウマシーンを生み出しています。アビスの下層に降りれば降りるほど上昇時に起こる「アビスの呪い」が強くなり、身体への負荷がかかるという設定から、全身の穴から血が噴き出す、人の姿を保てなくなる、最悪の場合は死に至るといった衝撃の展開が待ち受けていました。
『深き魂の黎明』で描かれたエピソードにでは、さらにボンドルドという非人道的なキャラクターが登場することによって、「呪い」による残虐な描写だけでなく、大人から子供に対する惨たらしい所業が描かれより残酷なシーンが増えています。
可愛らしい少年少女たちには恐怖や死から程遠い場所で生きていてほしいものですが、同作ではことごとく悲惨な目に遭うため、観る人を選ぶ作品であることは否めません。しかし、そんな世界で続ける冒険には強い信念や愛情、命の輝きが詰まっており、彼らの辿る運命から目が離せなくなるでしょう。
同じくマンガ原作のホラーアニメといえば、韓国発の『整形水』もトラウマ級だと話題になりました。日本では「LINEマンガ」で配信されているオムニバス作品『奇々怪々』内の一遍を原作としており、小さい頃から外見に強いコンプレックスを抱えていた主人公・イェジが「整形水」を手に入れるところから始まる物語です。
顔を浸すだけで思い通りの容姿に変貌できるという「整形水」はどう考えても怪しい代物ですが、コンプレックスに悩まされてきたイェジにとっては、まさに奇跡の水でした。さっそく「整形水」を試し、新しい人生を歩もうとしたところ、周囲で不審な出来事が起こるようになります。
ルッキズムが蔓延する社会で「美しさ」という欲望に取り憑かれ、振り回され、狂っていくイェジから見る人間の恐さと、肌が剥がれ落ちるグロテスクな描写を映した視覚的恐怖が主なトラウマポイントとなっていますが、彼女以外にもトリッキーでサイコパスなキャラがおり、さらにゾッとさせられる展開にも注目です。
国内では整形という共通点のある映画『ヘルタースケルター』(原作:岡崎京子)や、同じサイコホラーアニメというジャンルにある『パーフェクトブルー』(前述の今敏監督作)を想起したという声もあり、やはり狂気的な空気に恐怖心を煽られた人が多かったようです。
(椎崎麗)



