『ワンピ』最終回はどうなる? 尾田先生の発言を回顧←「全部伏線っぽい」「期待えぐすぎ」
『ONE PIECE(ワンピース)』の作者である尾田栄一郎先生は、これまでさまざまなメディアで今後の展開についての質問を受けています。テレビや直筆コメント、YouTuberとのコラボ動画などの尾田先生の発言を振り返ります。
尾田先生のいまだ未回収の発言

『ONE PIECE(ワンピース)』の作者である尾田栄一郎先生は、これまでさまざまなメディアで今後の展開についての質問を受けています。テレビや直筆コメント、YouTuberとのコラボ動画などから、尾田先生のこれまでの発言をみてみましょう。
※この記事では『ONE PIECE』のキャラの生死に関わる記述があります。
まずは『ホンマでっか!?TV』での尾田先生の発言です。明石家さんまさんが尾田先生に「最終回は家族の絆」「エースを生き返らす」などといった考察を投げかけたところ、どちらも違うとはっきりと断言しています。これまで多くのファンが考えてきた考察が完全否定されたことで、「じゃあウソップが語り部になって終了か?」「ほかの死亡キャラも出てこないのかな……」などといった声があがっていました。
また「読者の予想と自分の考えが同じだったら」という質問に対しては、「予想をわざわざ見るわけではないが、見たら変更する」と回答していいることから、誰にも言わない、そして見せない方が『ONE PIECE』の最終回を当てられる可能性が高いのかもしれません。
続いてはYouTuberであるFischer’sとのコラボ動画での発言についてです。Fischer’sからの「『ONE PIECE』はあと何年続くのか」という質問に対して、尾田先生は「あと5年くらいで終わりたい」と答えました。またラフテルについての質問に対しては、「映画(『ONE PIECE STAMPEDE』)にコアな考察組がざわつく仕掛けがある」と答えています。
尾田先生自身が「匂わせ」したことにより、ファンは「(尾田先生の)発言知ってから見ると全部伏線に見えてきた(笑)」「いつか答え合わせしてくれるのかな?」といった反応を見せていました。
最後は『ONE PIECE』公式Twitterにも掲載された、尾田先生からファンに向けた直筆コメントの発言です。まず尾田先生はコメント冒頭で、「最後が一番盛り上がる漫画を描いてみたい」と明かしました。
そして尾田さんは最終章を迎えるにあたり、ワノ国編まで含めて25年もの歳月をかけて「下ごしらえ」をしてきたと回答しており、最終章ではいままで謎に包まれていた『ONE PIECE』の世界をすべて描いていく、と発表しています。また「ここからが『ONE PIECE』です」という、さらに期待感をあおるような発言もしていました。
尾田先生の数々の発言に対して、ネット上では「考察組の予想が的中したら変更するって言えるのは、的中することがないって自信の現れだよね」「ラストに向けて一生懸命取り組んでもらえるのはファンとして最高にうれしい」といった声があがっていました。
今回あげた尾田先生の発言の多くは作品が完結しないと、答え合わせが難しいものばかりでしょう。最終章では、早く答えを知りたい気もするけど完結してしまうのはさびしい、というジレンマを抱えたまま、ファンは物語を読み進めていく必要がありそうです。
(マグミクス編集部)