『ワンピ』ミホークの過去って? 最強剣士の謎に隠された正体とは 「ドラキュラ」「イム様の子供」の声
『ONE PIECE(ワンピース) 』で世界最強の剣士と名高いジュラキュール・ミホークは、作中でも屈指の実力を誇っています。そんなミホークはいまだに謎の多い人物で、その正体に読者の関心が集まっています。
世界最強の剣士は作中でも屈指の実力者?

マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』のジュラキュール・ミホークは元王下七武海のひとりで、世界最強の剣士と名高いキャラクターです。ロロノア・ゾロが超えるべき目標としているミホークは、いまだに謎の多い存在として読者の関心を集めています。そんな謎に包まれたミホークの正体について考えていきましょう。
まずは、これまでの彼の戦績や強さを振り返ります。コミックス第5巻から始まる「バラティエ編」でミホークは初めて登場し、王下七武海のひとりとして圧倒的な強さを誇っていました。海上レストランであるバラティエを襲撃していたクリーク海賊団の巨大ガレオン船を真っ二つにしたときは多くの読者に衝撃を与えたことでしょう。ミホークはこの後、ミホークを超えることを目標としていたゾロに戦いに挑まれますが、短刀1本でゾロを圧倒します。
また、第56巻から始まるマリンフォードでの頂上戦争でもその強さを遺憾なく発揮し、巨大な氷山を斬撃で真っ二つにするなど、世界最強の剣士らしい力を見せつけます。
このように、ミホークの強さは初登場から現在まで圧倒的で、作中トップクラスであると多くのファンから予想されています。また第105巻の第1058話で明かされた現在の懸賞金は35億9000万ベリーとなっており、四皇となったルフィの懸賞金30億ベリーをも超える額です。また、四皇であるシャンクスとはかつてライバルのような関係だったようで、過去にはシャンクスと決闘の日々を送っていたことが白ひげの発言により明らかになっています。
初期の王下七武海のメンバーはそれぞれフィーチャーされたエピソードがありましたが、ミホークだけその正体や生い立ちなどがいまだに明かされていません。このことからネット上ではミホークの正体の考察が飛び交っています。そのひとつに「ミホークの正体はドラキュラのような種族なのでは?」という考察があります。
ミホークの外見を見てみると、黒いシルクハットにマントを羽織っており、愛刀の黒刀「夜」は十字架のような形で、実際に十字架のネックレスも付けています。また、ミホークの名前を英語表記すると「Dracule Mihawk」となり、ドラキュラのスペル「Dracula」とひと文字違いとなります。このように夜行性のドラキュラを思わせる黒刀「夜」や、十字架などミホークやドラキュラには共通点が多いのです。