「最悪の拷問」「いきなり?」 可憐なヒロインたちがひどい目に遭いまくる鬱アニメ
アニメ作品には必ずといっていいほど登場する、重要な存在がヒロインです。かわいらしい見た目のヒロインを推す人も多いですが、物語によっては途中退場してしまうこともあります。そんなヒロインの死に胸が苦しくなる人も多いでしょう。
無残な死を遂げていくヒロインたち

気分が落ち込むような重い展開が度々出てくる、いわゆる「鬱アニメ」のなかには、かわいい見た目のヒロインが無残な死を遂げてしまい、胸が締め付けられる作品もありました。この記事では、かわいいヒロインが無残な死を遂げてしまう作品を振り返りましょう。
第1話からショッキングな展開が起きる『はめつのおうこく』は、同名マンガ(作:yoruhashi)を原作としたアニメです。科学文明が発展した世界を舞台に物語は進んでいきます。かつて人間と共生していた魔女が「超産業革命」をきっかけに疎外されるようになり、主人公アドニス(CV:石川界人)の師匠である魔女クロエ(CV:白石涼子)も魔女狩りにあってしまいました。これをきっかけに、アドニスが仇を討つため戦いを挑んでいきます。
第1話では、クロエが民衆に囲まれた舞台上で洋服を破られ上半身裸にされた挙句、銃殺された後に斧で首を切られるなど、酷い見せ物にされました。
また、第3話ではヒロインのドロカ(CV:和氣あず未 )が帝国軍によって銃を乱射され、右腕と右側の胴の一部が失われて血溜まりのなかで息絶えます。その後に復活するものの、第11話では敵キャラのシロウサギ (CV:谷山紀章)によって、ドロカは両眼をえぐり取られて握りつぶされます。
そんな同作は、「救いがないのにハマる」「展開はキツイけど見応えあるアニメ」「令和アニメで最もショッキング」「胸が苦しくなる」と、精神を抉られながらもハマった人が多いようです。
残虐シーンが多いアニメといえば、『アカメが斬る!』もあげられます。同名マンガ(作:タカヒロ/画:田代哲也 )を原作としたアニメで、メインキャラが続々と無残な死を遂げました。腐敗した帝国の支配下で貧困生活を強いられていた主人公タツミ(CV:斉藤壮馬)が、ヒロインのアカメ(CV:雨宮天)が所属する殺し屋集団「ナイトレイド」と出会い、弱き者が搾取され続ける非情な現実に立ち向かうダークファンタジー作品です。
ナイトレイドには10人のメンバーが所属し、人気者ぞろいでしたが、次々と死んでいきます。たとえば、天然キャラのシェーレ(CV:能登麻美子)は、マイン(CV:田村ゆかり)を逃がす代わりに銃で打ち抜かれ、敵であるセリュー(CV:花澤香菜)の帝具コロに捕食され死亡しました。
また、人気キャラのマインはタツミと結ばれると思いきや、第21話のブドー将軍(CV:郷田ほづみ)との戦いで自分の帝具を壊すほどエネルギーを消費した結果、力尽きて死亡しました。これはアニメオリジナルの展開で、「マインショック」と呼ばれるほど、ファンに深い悲しみを与えたシーンです。
そんな無残な死が多い『アカメが斬る!』のなかで、特に衝撃を受けた人が多かったのは『アカメが斬る!メモリアルファンブック』の人気投票では3位を獲得したチェルシー(CV:名塚佳織)の死でしょう。
戦いの末に首を落とされて死亡しただけでなく、民衆の前にチェルシーの生首が晒されたのです。人気キャラのあまりにも残酷すぎる描写に、心を痛める人が続出しました。