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ガンダム作品の「2号機」NTRすぎ問題… もはや呪われてる可能性も?

奪われたガンダムに共通する奇妙な符号とは?

本来はティターンズのものでした。「HG 1/144 ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ
本来はティターンズのものでした。「HG 1/144 ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ

 Mk-IIは、あえて旧ジオン系の技術者を使わずに開発されたMSでした。ジオン残党を排除する目的を持ったティターンズのプライドの表れだったのでしょう。ところが、このMk-IIは皮肉にも反地球連邦組織「エゥーゴ」によって、テスト中の3機すべてを奪われるという例を見ない失態を演じました。

 ろ獲されたMk-IIは、エゥーゴ側で運用されることになります。しかもエゥーゴ側の主力機の一翼を担うほど活用されました。一方、ティターンズ側は量産に足る機体でないという判断から生産ラインに乗せていません。

 ところがエゥーゴ側はMk-IIをよほど気に入ったのか、「FXA-00 フライングアーマー」「FXA-05D Gディフェンサー」といった装備を開発、さらに「FXA-08R メガライダー」との連携もおこなっていました。

 ここまで奪われたガンダムが活用された例はあまりないでしょう。もちろん、この後の歴史にも奪取されたガンダムはいます。そのひとつがプラモデル企画をメインとしていた『機動戦士ガンダムF90』に登場する「F90(F90II)ガンダムF90 2号機」でした。

 このF90の2号機は、内通者だった「ボッシュ・ウェラー」の手引きにより「火星独立ジオン軍(オールズモビル)」に奪取され、「OMS-90R ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様」へと大幅な改修がなされます。

 その後、1号機との壮絶な戦いで大破した2号機は、本来の所有者である「サナリィ」に回収され、欠損したパーツを新造されて「F90II ガンダムF90II」へと生まれ変わりました。敵側に改造されながらも無事に回収され、新たな姿を得ることになった稀有な例といえるかもしれません。

 奪取されたというよりも、パイロットごと敵軍に寝返ったといった方が正しいのがマンガ『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場した「XM-X2 クロスボーン・ガンダムX2」でしょうか。パイロットは「ザビーネ・シャル」です。

 もともとは宇宙海賊「クロスボーン・バンガード」の主力機の一翼として運用されていましたが、ザビーネの野望から敵陣営「木星帝国」に寝返ることになりました。その後、コクピットである「コア・ファイター」を失ったことから木星帝国の技術で改修され、「XM-X2ex クロスボーン・ガンダムX2改」へとマイナーチェンジします。

 宇宙世紀で敵側へと奪われたガンダムはこんなものでしょうか。ここまでの記述で気づいた人もいると思いますが、「2」の付いたガンダムの奪取率は半端ありません。もはや呪われているといってもいいレベルです。

 とはいえ、「2」が付いているガンダムすべてが呪われているわけではないかもしれません。何しろファーストと呼ばれる初代ガンダムこと『機動戦士ガンダム』の主人公機である「RX-78-2 ガンダム」は、「アムロ・レイ」の手で多大な戦果を挙げているからです。

 もっとも、この事実に陰を落とす点として、先に劇場公開されている『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -beginning-』では、「シャア・アズナブル」によって「RX-78-2」は強奪され、「g-MSα 赤いガンダム(シャア専用ガンダム)」へと変貌してしまいました。

 ここまでくると、「2」のついたガンダムは敵に奪われる呪いがあるという風評被害が大きくなりそうです。もはや「NTRガンダム」といっても過言ではないかもしれません。

(加々美利治)

【画像】奇妙な符合…こちら強奪された「2」のつく「ガンダム」です(7枚)

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