マグミクス | manga * anime * game

『ガンダム』シリーズの「死亡フラグ」は絶対ではない? 半ばギャグ化した事例も

アニメやマンガ作品に見られる「お約束」のひとつ「死亡フラグ」は、「ガンダム」シリーズ作品にも見られる一方、これをクラッシュしていくという半ばギャグ化した事例も見られ、どう転ぶのかも見どころのひとつといえるでしょう。

どう転ぶかわからないのも「死亡フラグ」…?

YouTube「Bandai Namco Entertainment」チャンネル「PS3ガンダムEXVSフルブースト 第2弾DLC機体のプレイ動画」より、「ジンクスIII」を駆る「コーラサワー」 (C)創通・サンライズ
YouTube「Bandai Namco Entertainment」チャンネル「PS3ガンダムEXVSフルブースト 第2弾DLC機体のプレイ動画」より、「ジンクスIII」を駆る「コーラサワー」 (C)創通・サンライズ

 2025年5月14日、SNS上では「死亡フラグ」なるワードが盛んに飛び交っていました。これは同日未明(13日深夜)にTV放送されたアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』第6話の内容を受けてのものです。

 そもそも「死亡フラグ」とはいわゆるスラングの一種で、創作物においてある種の言動、たとえば「この戦争が終わったら俺、結婚するんだ」などといったセリフが聞かれたキャラクターは、たいていその後死亡退場することから生まれたものといえます。その「ある種の言動」などに対し「死亡フラグが立った」などといった使い方をします。

 死亡フラグはセリフや行動だけではありません。有名どころとしては、おなじみ「マクロス」シリーズの死を呼ぶアイテム(?)「パインサラダ」が挙げられるでしょう。

 そもそもの始まりはシリーズ第1作『超時空要塞マクロス』において、主要キャラのひとり「ロイ・フォッカー」が、出撃の際に受けた銃創がもとで、恋人「クローディア・ラサール」の手料理「パインサラダ」を待ちながら息絶えたことに始まります。『マクロス7』で戦死により途中退場した「金竜」も、パインサラダが好物という設定でした。

 この「パインサラダ」、実は「ガンダム」シリーズ作品にも類似例が見られます。それは映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』における「アストナージ・メドッソ」と「ケーラ・スゥ」の事例です。MSパイロットであるケーラが出撃する際、メカニックであるアストナージは「とっておきのサラダを作っておく」と声をかけました。その戦闘でケーラは戦死、アストナージも流れ弾で死亡という最期を迎えています。「とっておきのサラダ」のレシピは明らかにされていませんが、きっとパイナップルが添えられていたに違いありません。

 さておき、「死亡フラグ」とはこのように、ある意味「様式美」「お約束」といった類のもの、ともいえるでしょう。ゆえにある程度、訓練されてしまった視聴者は、どのような作品であれ特定の言動が見られると、そこに死の香りを嗅ぎつけてしまうという宿業を背負うことになります。

 そうした「特定の言動」が、『ジークアクス』第6話には複数のキャラクターに見られ、そして視聴者はそこに大惨劇を予期し大いに話題となった、というわけです。

 とはいえ、世の中にはどれほど死亡フラグを立てようとも生き残る、「死亡フラグクラッシャー」なる存在も見られます。「ガンダム」シリーズでは「パトリック・コーラサワー」がその第一人者といえるでしょう。

 コーラサワーは『機動戦士ガンダム00』に登場する、主人公サイドとは敵対する「AEU」陣営のエースパイロットです。そうした立ち位置もあって、戦闘では何度も乗機を撃墜されているのですが、そのたびに生還し、やがて周囲から揶揄と皮肉を込めて「不死身のコーラサワー」と呼ばれるようになりました。

 そのハイライトはやはり、劇場版での奇跡の生還でしょう。詳細は省きますが、もはやそこだけギャグマンガ空間で守られているかのようでした。

『ガンダム00』はいわゆるオルタナティブシリーズに分類され、宇宙世紀シリーズとは別の世界観の作品です。果たして宇宙世紀シリーズ作品である『ジークアクス』に、コーラサワーのような死亡フラグクラッシャーは現れるのでしょうか。

※誤記を修正しました(18日14時)

(マグミクス編集部)

【画像】コーラサワーとその想い人であるえっらい美人さんをチェックする

画像ギャラリー

マグミクス編集部関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

アニメ最新記事

アニメの記事をもっと見る