『あんぱん』では好青年の中島歩 実はイメージと正反対? 最新作では「まんまクズ」
朝ドラ『あんぱん』の8週目では、俳優の中島歩さんが登場し大きな話題となりました。彼が演じる「若松次郎」は絵に描いたような好青年ですが、これまではいわゆる「クズ男」役でさまざまな名演を見せており、ギャップに驚いた人も多いようです。
「クズ」のバリエーションが豊富すぎる名優

放送中の『あんぱん』で、一等航海士「若松次郎」役の中島歩さんが大きな注目を集めています。37話での主人公「朝田のぶ(演:今田美桜)」とのほのぼのとしたお見合いでの会話シーンや、39話で朝田家にやってきてのぶに堂々と求婚する姿に、「一気に次郎推しになった」「次郎さんかっこいいなあ」「中島歩さんの低い声が素敵すぎてずっと聞いてたい」と、魅了される人が急増しました。39話放送後の「あさイチ」出演時の落ち着いたトークも話題になっています。
『あんぱん』ではいまのところ王道の好青年キャラの中島さんですが、SNSではこれまで演じてきた役のイメージとのギャップに驚く声も多数出ていました。ここ数年で、中島さんには「クズ男」役のイメージが、かなり強く定着していたようです。
実際、中島さんは「クズ」と言われても仕方ない人物を多数演じており、高い評価を受けてきました。主に「女性関係」でクズな男役が多く、映画では『違う惑星の変な恋人』(2024年)や『17歳は止まらない』(2023年)、『愛なのに』『よだかの片想い』(2022年)、『偶然と想像』(2021年)などの、だらしないけれどどこか憎めない男の役が人気です。
「女性からメタメタにプライドを傷つけられて、うろたえている中島歩の姿があれば大体その映画は面白い」「降りかかる災厄を『え、それって僕のせいなの?』的セリフで逃げ切ろうとする迷惑な天然モテ男&ダメ男がよい」「優しさがあっても、それが相手のためにならない感じが上手すぎる」「自分の『どこら辺がダメ』なのか一生かけても分からない男を演じさせたら銀河系1の俳優」など、中島さんのクズ男の演技はもはや高い信頼を得ています。
そのほか、映画『さよならエリュマントス』の悪徳かつ強い者には弱くて情けないチアグループのマネージャー役や、Disney+で話題になったドラマ『ガンニバル』での村を牛耳る後藤家のなかでも特に危険な男「後藤理」役など、中島さんはさまざまなタイプの「クズ」でインパクトを残してきました。
特に2025年4月に完結したばかりの『ガンニバル』での大暴れの記憶が新しいようで、『あんぱん』初登場時には、「朝から中島歩さんを見てると、『ガンニバル』の印象が強すぎてヤバイ感じしかしない」「ガンニバルの中島歩が私のなかにまだいるもんだから、何か企んでるんじゃないか心配してるよ」などと、驚いている声も多数出ています。
その中島さんは、5月16日から公開中のアニメ映画『無名の人生』で、声優に初挑戦しています。彼が演じる役の名前は、なんとズバリ「クズ」です。監督の鈴木竜也さんのコメントによると、「(物語の舞台となる)宮城県民なら避けては通れぬ斎場、がある葛岡(くずおか)、という地名からとった名字」とのことでした。
『無名の人生』は「誰からも本当の名前を呼ばれることのなかった男」が送った波乱万丈な100年の生涯を描いており、クズは主人公がアイドルになった際に関わる重要な人物として描かれています。途中でとある許されない行為を行ってしまうキャラですが、非常に人間臭い役でこちらも中島さんの得意な演技が光る作品となりました。独特の低い声ですぐに中島さんだと分かる役なので、朝ドラで気になった方は要注目です。
(マグミクス編集部)
