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無敵の『鬼滅』に続く「2位」はどれだ 夏休み映画ヒット予想「大穴」となりそうなのは?

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』のぶっちぎり1位は確実ですが、夏休み映画の2位は何になるのでしょうか。

大穴のホラー映画も

映画『8番出口』場面カット (C)2025 映画「8番出口」製作委員会
映画『8番出口』場面カット (C)2025 映画「8番出口」製作委員会

 2025年7月18日から公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(以下『鬼滅の刃』)が、公開から10日で128億を稼ぐ驚異的な大ヒットを記録しています。年間通しての興行収入ランキングトップになるのは間違いないでしょうし、話題作ひしめく夏休み興行を制するのも確定的と言える状況です。

 しかし、この季節に上映される話題作は『鬼滅の刃』だけではありませんし、大ヒットするポテンシャルを持った作品はほかにも存在します。スクリーン数に限りがあるなか、『鬼滅の刃』に続く夏休みシーズン公開の映画で2位となる作品は何か、予想してみたいと思います。

●本命『ジュラシック・ワールド/復活の大地』

 まず夏休み興行で『鬼滅の刃』に続きそうな筆頭の作品は、ハリウッドの話題作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』でしょう。人気シリーズ待望の続編で、世界では一足先に公開され、北米では初日5日間で約236億円、全世界興収510億円超という記録をたたき出しており、ハリウッド映画の底力を見せています。

 これまでの同シリーズ前3作の日本での成績は、『ジュラシック・ワールド』(2015年)が95.3億円、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018年)が80.7億円、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022年)が63.2億円と、いずれも良い数字を残しています。さらにさかのぼってシリーズの始祖となる『ジュラシック・パーク』(1993年)は、128億5000万円を記録しました。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』ではキャストを一新し、スカーレット・ヨハンソンさんとマハーシャラ・アリさんという、演技派ふたりを中心に据えたチームを結成、監督は『GODZILLA ゴジラ』のギャレス・エドワーズが担当しています。根強いシリーズの人気に、新風を吹き込むことが期待されています。

●対抗『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション』

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』に続いて、大ヒットを期待されているのが、8月1日に公開されたばかりの『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション』でしょう。TBSの人気テレビドラマの劇場版第2弾である本作は、大型車両で事故や災害現場に駆けつける救命医療チームの活躍を描くヒューマンドラマで、今回は南海の離島で発生した大規模噴火から人びとを守り抜く姿が描かれます。

 死者をひとりも出さないことを目標に掲げる彼らが慣れない離島の大災害にどう対処するのか、分かりやすいパニック映画の要素も含み、緊迫と感動の物語となりそうでファンの期待も高い作品です。

 劇場版第1作であった前作『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2023年)は、45.3億円の大ヒットを記録しました。2025年も南の離島で大きな地震があったばかりですし、自然災害が相次ぐ昨今、本作で描かれる内容に関心の高い人も多いでしょう。前作同様のヒットが期待されます。

●大穴『8番出口』

 対抗馬が多いなかで、夏休み興行の大穴は『8番出口』だと思います。8月29日公開と、夏休み終盤での公開となりますが、こちらも意外な大ヒットになる可能性を秘めていると言えるでしょう。

 カルト的な人気を博したインディーゲームが、まさかの映画化というだけでも話題性があるわけですが、二宮和也さんが主演というのも意外性があります。さらに本作は、第78回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションミッドナイト・スクリーニング部門にサプライズとも言える出品をしており、大きな話題を獲得しました。

『8番出口』はその勢いに乗って、IMAX上映も決定しています。俳優の人気と原作ゲームのカルト的人気に、世界最大の映画祭に選ばれた話題性も重なっているのです。

 さらに本作のポスターは、カンヌ国際映画祭にポスターデザインのコンペティション『Prix Luciole』の最優秀賞を獲得しました。一度見たら記憶に残るこのポスターデザインは、ゲームをよく知らない人でも街中で見かけたら、惹かれるものがあるのではないでしょうか。

 映画レビューサイト「Filmarks」の8月公開の映画期待度ランキングでは『ジュラシック・ワールド/復活の大地』に続く2位につけていることもあり、多くの人が『8番出口』に期待していることが見て取れます。

 そのほかにも、この夏期待の最新作はまだまだあります。

 ピクサーの最新作『星つなぎのエリオ』に、「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ作品『バレリーナ:The World of John Wick』、大ヒットホラー小説待望の映画化『近畿地方のある場所について』や、毎年手堅くヒットする「クレヨンしんちゃん」シリーズの劇場版『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』まで、多彩なジャンルの話題作がひしめいている状態です。

『鬼滅の刃』で映画館の魅力を再発見した方は、ぜひほかの映画も鑑賞していただきたいと思います。暑い夏には海や山もいいですが、冷房の効いた映画館は長時間過ごしても快適ですし、その上、多くの感動と興奮を味わえるはずです。

(杉本穂高)

【画像】え…っ? 「何役?」「相変わらずキレイ」 コチラが『8番出口』に出てくるけどポジション不明な大物女優です

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