「再現度やっば…」『鬼滅の刃』猗窩座のコスプレイヤーが極上の美しさ! 「このクオリティーはスゴ過ぎます」
コスプレイヤーの「ちふる」さんがX(旧:Twitter)に投稿した、『鬼滅の刃』の「猗窩座(あかざ)」のコスプレが話題を集めました。
3時間以上かけてメイクした猗窩座

コスプレイヤーの「ちふる」さんがX(旧:Twitter)に投稿した、『鬼滅の刃』の「猗窩座(あかざ)」のコスプレ写真が、そのクオリティーの高さで話題を集めました。「お前も鬼にならないか?」と誘う怪しくも凄みのある表情は、約1.7万いいねを獲得しています(執筆時点)。
メイクだけで3時間もかかり、何度も修正を加えた仕上がりには、「再現率すご過ぎます」「もうほんと天才です」と絶賛の声が寄せられています。
そんなご本人にコスプレの制作秘話をインタビューでお聞きしました。
――コスプレを始めたきっかけ、これまでのコスプレ歴を教えてください。
コスプレが好きな友人が身近におり、さまざまなコスプレイヤーのSNSやYouTuberを紹介してもらうなかで、次第に興味を持つようになりました。もともとメイクが好きで、アニメやマンガも大好きだったため、自然に始められたように思います。
初期は『刀剣乱舞』や『IdentityV 第五人格』を中心に活動し、その後「にじさんじ」や『呪術廻戦』、『鬼滅の刃』などへと広がっていきました。
―― 普段はどんなコスプレ活動をしていますか。
屋外イベントに参加して撮影することもありますが、基本的には自宅でコスプレして自撮りすることが中心です。コスプレイヤー同士の交流も好きですが、最近はひとりで自由に追求していく楽しさにも気づき、マイペースに活動しています。
――今回「猗窩座」のコスプレをしたきっかけは何だったのでしょうか。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が大きなきっかけです。もともと上弦の鬼たちが好きだったのですが、映画で猗窩座に色や動き、声がついたことで一気に熱が高まり、気づけばウィッグや衣装を準備していました(笑)。
―― 実際にコスプレするにあたって工夫した点、大変だった点を教えてください。
最も大変だったのは全身の模様です。宅コスでは他に手伝ってくれる人がいないため、左右対称に歪まないよう一本ずつ集中して描きました。原作ではまぶたにもしっかり模様がありますが、斜めからの見え方や二重線の影響で歪みが出ると考え、目に近づくにつれて薄くなるグラデーションにアレンジしました。
また、吾峠呼世晴先生の絵柄を3次元に落とし込む点も難しかったです。大きな目、小さな顎、そして筋肉質な体を持つ男性らしさを両立させるバランスに苦労しました。
猗窩座はまつ毛や口元の形から比較的女性的な顔立ちに見えるため、そこも難易度を上げる要因でした。直前に狛治のコスプレを出してありがたいことにたくさんの反応を頂いていたため、その狛治の次に出す猗窩座はなかなか緊張するものがありました。同一人物でありながら別人として演じ分けるのはメイクだけでは補いきれないため、表情や仕草にも気を使いました。
―― 撮影で印象に残る出来事はありますか。
最も印象に残っているのは、動くたびに体の模様が擦れて消えてしまったことです。今回初めてドーランを使用しましたが、想像以上に柔らかい質感で、撮影の後半にはかなり崩れてしまいました。初出しの段階だったため、まだ改善点が多く残っていると感じています。
(乃木章)

