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『ばけばけ』視聴者が「トキは銀二郎と営みなかったかも」と推測? 「だとしたら余計怖いよね」「おじじ様のせいで…」

朝ドラ『ばけばけ』では、ついにトキがヘブンの女中として働きはじめました。彼女はヘブンの「洋妾」になる覚悟でやってきたようですが、かなりの緊張と恐怖がうかがえます。

思い出される「恐怖の新婚初夜」

『ばけばけ』主人公のトキを演じる高石あかりさん。画像は「高石あかりファースト写真集 幻灯」(東京ニュース通信社刊)発売時の写真
『ばけばけ』主人公のトキを演じる高石あかりさん。画像は「高石あかりファースト写真集 幻灯」(東京ニュース通信社刊)発売時の写真

 2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は『知られぬ日本の面影』『怪談』などの名作文学を残した小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)さんと、彼を支え、さまざまな怪談を語った妻の小泉セツさんがモデルの物語です。

 第7週では、主人公「松野トキ(演:高石あかり)」が、未来の夫「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」の女中として働き始めました。彼女は自分が家事炊事だけでなく、夜の相手もするいわゆる「洋妾(ラシャメン)」だと思っているため、緊張と恐怖でガチガチになり、朝食後のヘブンから「フトン(をたたんでください)」と言われると、いきなり身体を求められたと勘違いしています。

 しかし、ヘブンはトキを本当にただの女中として雇ったつもりのようで、33話では彼女が寝室に招かれるのかと思いきや、そのまま家に帰される場面が描かれました。

 33話の放送後、SNSではヘブンが妾を高額で雇うような男ではなかったことに対する、安心の声があふれています。また、一部では「トキは銀二郎と何もしていなかったのかな」といった憶測も出ているようです。

 トキは4年前に松野家を出ていってしまった元夫「山根銀二郎(演:寛一郎)」と深く愛し合っていましたが、作中の描写を見ると一度も夫婦の営みをしていない可能性も考えられます。

 銀二郎は松野家に婿養子として迎えられ、貧乏長屋で一家5人、新婚夫婦の寝床と家族の寝床の間には薄いすだれのような仕切りしかない環境で暮らしていました。第11話では、新婚のトキと銀二郎が怪談を話した後にいい雰囲気になったものの、部屋の端で寝ているトキの養祖父「勘右衛門(演:小日向文世)」がじっと見つめているのに気付き、ふたりはそのまま何もせず寝ています。

 その後、銀二郎は勘右衛門に武士としての特訓でしごかれたり、トキを遊郭に売らせないために朝から朝まで働いたりする生活に耐えられなくなり、東京へ出奔してしまいました。トキは彼を追って東京まで行くも、最終的には別れを選んでいます。

 32話と33話のトキの緊張ぶりを見た視聴者からは、

「トキは銀二郎さんと夫婦らしい営みはあったのかな。お互い仕事やら看病やら特訓やら毎日身体酷使して、おじじ様に見張られて狭い家で。もしかしたら初めてかも」

「これ何気にずっと気になってるんだけど、おトキちゃんって、夜の経験はちゃんとあるんだろうか?婚歴があるとは言え、三世代が枕並べてたあの貧乏長屋で銀二郎さんとそんな事できたとは思えないし、東京で過ごしたあの数日間も、あの下宿でそんなチャンスあったとも思えないし」

「おトキちゃん勝手に東京で銀二郎ちゃんと結ばれた気でいたけど、私の妄想だったのかも。バツイチとはいえ未婚みたいなものなら、なおさら怖いだろうな」

「おトキちゃん、世間的に見たらバツイチとは言え、結局銀二郎さんとは一線超えることがなかったままだったのかな、と思うと余計に地獄に向かって歩いてるような心地だろうな」

「おトキちゃん、前旦那さんとは結局初夜ナシだったのだろうか。そのあたりをふわっとさせてるのもすごいなと思う。初めてにしろ経験ありにしろ、異人さんとの同衾は恐怖だろうしね。」

 とさまざまな意見が出ていました。

 朝ドラでそういった事情が詳しく語られることはないため、気になった方も多かったようです。

※高石あかりさんの「高」は正式には「はしごだか」

(マグミクス編集部)

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