ビリー・アイリッシュとの意外な関係も!? 『ダーウィン事変』原作者が明かすキャラ誕生秘話
「大物声優」の悪役芝居に衝撃 「自分がコミカライズしてるみたい」?

ーー描いていて、特に印象的なキャラクターはいますか?
好きなのはリヴェラですね。彼は描いていて非常に楽しい。悪役だから自由ですし。
ーーキャラクターに特定のモデルはいるのでしょうか?
特定のモデルはいないんですが、ルーシーのデザインを考えているときに、たまたまビリー・アイリッシュさんの「bad guy」のミュージックビデオが流れていて。それを見て「この感じ、合うかもな」と。直接見て描いたわけではないのですが、イメージとしてあのときの彼女の雰囲気が少し入っているかもしれません。結構あとになってから彼女自身がヴィーガンだと知って驚きました。

ーーキャストの皆さんの声の印象はいかがでしたか?
ルーシー役の神戸光歩さんは、オーディションのテープを聞いたときから「あ、ルーシーこの人だ」と思うくらい、ものすごくハマっている感じがしました。アフレコに立ち会わせていただいて、声の演技によって感情の機微がより表現されていて、マンガよりもさらにルーシーだなと思いました。
リヴェラ役の大塚明夫さんは、もう、ものすごかったです。オーディションのときからカリスマ感と迫力があって、「こんなのを聞かされたら高校生はうっかりやられてしまうな」と。僕が描いているキャラクターなのに、大塚さんが演じているキャラクターを僕がコミカライズしているような、そんな感じがするくらい、すごいなと思いました。
チャーリー役はオーディションでは決まらず、監督が種崎敦美さんを一本釣りしてきたんです。僕自身もチャーリーの声のイメージがまったくなかったのですが、アフレコで種崎さんの演技を聞いたとき、ストンと腑(ふ)に落ちました。感情の調整が難しい役ですが、それ以上に、チャーリー自身は自分が存在することに何の疑いもなく、いて当たり前だと思っている。その感じが種崎さんの演技からすごく伝わってきて、ハッとさせられました。非常に納得のいく演技でした。
ーーオープニングはOfficial髭男dism、エンディングはa子さんが担当されます。主題歌についても感想をお聞かせください。
オープニングはもう、感無量です。作品のキーワードを歌詞に散りばめつつ、本当にポップでキャッチーなメロディで、ずっと鼻歌で歌っちゃうくらいです。
エンディングは、疾走感のあるすごくかっこいいナンバーです。作品の社会派なテーマとは少し違う、ダークな感じが、キャラクター個人の不安や孤独感といった、よりパーソナルな感情に寄り添ってくれている楽曲だなと思いました。
ーー最後に、アニメで初めて『ダーウィン事変』に触れる方へメッセージをお願いします。
特に構えずに、楽しそうなエンターテイメントだと思って見ていただけたらうれしいです。アクションもサスペンスもミステリーも、そしてコメディの部分もある。いろんなものが詰め込まれた作品として、まずは楽しんでもらいたいなと思います。
※種崎さんの「崎」は、「大」ではなく「立」が正しい表記
(マグミクス編集部)



