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【漫画】激しい体罰で恐れられる教師 1人の生徒が“反乱”を起こすが…? 担任の迫力に「怖っ」

作者が小学生の頃に出会った、担任のパンサー先生。普段は温厚な先生でしたが、実は凶暴な一面があり……。Instagramで公開されたマンガが、「時代を感じる驚愕の作品でした!」と話題の作者、きなこさんにお話を聞きました。

教室で起こった恐怖の日常

マンガ「6年3組パンサー先生」のカット(きなこさん提供)
マンガ「6年3組パンサー先生」のカット(きなこさん提供)

 凶暴だった担任の先生について描いたマンガ「6年3組パンサー先生」(全6話)が、Instagramで合計500以上のいいねを集めて話題となっています。

 作者が小学生の頃に出会った担任のパンサー先生。音楽好きで優しく、生徒ひとり一人と毎日交換日記をするような先生でした。しかし、そんな先生にはふとしたことで怒り狂う一面があって……。読者からは、「実話がもとになっているの怖すぎ」「昔はこれが許されたんですね」などの声があがっています。

 このマンガを描いたのは、Instagramでマンガを発表している、漫画家のきなこさんです。きなこさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー当時、率直にパンサー先生に対してどのように感じていましたか?

 ささいなことでスイッチが入って凶暴化するので、いつも顔色を気にしていました。優しいときは良い先生だけれど、怒り出すととにかく怖かったです。当時、「ヤバい」という表現はなかったですが、明らかに「ヤバい先生」でした。

ーーパンサー先生の行動は、先生たちの間で問題にはならなかったのでしょうか?

 時代だったのだと思います。先生たちの間で問題になっていたかは分からないのですが、基本的に授業中はパンサー先生しかいないので、ひどい場面は知られていなかったのかもしれません。でも友達から、「パンサーはほかの先生からも嫌われている」みたいなことを聞いたことがありました。

ーーパンサー先生に出会ったことで、きなこさんのなかで何か変わったことや学んだことはありますか?

 学校の教室というのは、先生が良くも悪くも王様。世間の当たり前や、常識、モラルなどが少しズレていても、渦中だと分からないということです。「先生=ちゃんとした大人」というイメージは持たなくて済みました。中学の先生も怖かったのですが、おかげで中学生活への免疫が付いた気もします。

ーーこの作品の制作時にこだわったポイントを教えて下さい。

 とにかく先生を怖く描いたことです。怖い顔ではなく、たたずまいというか、存在自体がゆらりと不気味に感じられるような描写にこだわりました。ぞっとするような表情も気に入っています。あとは、当時の私を含むクラスメイトたちの心理描写がうまく伝わるように描きました。恐怖や高揚、戸惑い、達成感、罪悪感など。1番描きたかったのはそのあたりの感情です。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?

 パンサー先生のビジュアルに関する感想が多かったですね。「もはや人じゃない」「怖すぎて夢に出てきそう」「妖怪みたい」など。そのほかには、「ドキドキハラハラしました!」「自分も教室にいるみたいな感覚になりました」など、一緒に恐怖を体験してもらえるような感想もあって、うれしかったです。あとは、「こんな先生いた」「周りにいます」といった、共感のコメントもありました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

 自分の子供たちが小学校に通い始め、先生の話をよくしてくれます。いろいろな先生がいますが、さすがに暴力をふるう先生の話は出てきません。話題のひとつとして、子供にパンサー先生のことを話したら、信じてもらえないんです。「ありえない」と。なのでマンガにしたら、あの時代の子供だった方々に何かしら刺さるのではないかなと思いました。

 あとは、「暴力は嫌いだけれど先生の全部ではない。だから100%嫌いにはなれない。ただ、やめてほしかった」という、あの頃のモヤモヤした気持ちを昇華したかったから、という理由もあります。

(マグミクス編集部)

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