衝撃キャラを実写化した「妖艶すぎる」ヒロインたち 自分でスカートをめくって攻撃?
マンガ・アニメの実写版作品では、妖艶なヒロインを人気女優やアイドルが演じることがあります。今では考えられない有名女優のセクシーな姿を振り返ってみましょう。
いきなり全裸で登場したヒロイン

マンガの原作を実写化した映画には、日常の延長を描いた映画やドラマとはまったく異なる突拍子もない登場人物が出てくることが多々あります。なかには妖艶さや色っぽさを前面に押し出したキャラクターも多く、普段の女優のイメージと大きなギャップのあるコスチュームや立ち居振る舞いが話題となるケースも、少なくありませんでした。
●『CAT’S EYE キャッツ・アイ』内田有紀、藤原紀香、稲森いずみ
北条司先生の人気マンガが原作の映画『CAT’S EYE キャッツ・アイ』は、1997年に公開された作品です。「来生瞳」「来生泪」「来生愛」の三姉妹が怪盗となって父親の遺品である美術品を狙う物語ですが、実写映画版は三女の愛が主役となり、三姉妹が謎の中国の秘密結社と対決するオリジナルストーリーになっていました。
愛役は内田有紀さん、泪役は藤原紀香さん、瞳役は稲森いずみさんが演じています。三姉妹のコスチュームは原作のようなレオタードではなく、1992年の映画『バットマン リターンズ』に登場した「キャットウーマン」の影響を受けた、猫耳つきのマスクとボンデージ風のボディスーツになっています。内田さんのコスチュームは肩、藤原さんのコスチュームは胸元が大胆に開いていました。
抜群のスタイルを生かした三姉妹のアクションが見どころで、内田さんと秘密結社の殺し屋に扮するケイン・コスギさんとの一騎打ちはなかなかの迫力です。難攻不落の要塞として完成したばかりのフジテレビ社屋が登場し、球体展望台の上でもアクションが繰り広げられます。
当時月9ドラマに主演するなど人気絶頂だった内田さん、新進女優だった稲森さん、アサヒビールのイメージガールなどで人気を得ていた藤原さんの貴重な姿が見られる作品です。藤原さんは2024年に、舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』で来生瞳役を演じました。
●『RED SHADOW 赤影』麻生久美子、篠原涼子
横山光輝先生の人気マンガを原作にした映画『RED SHADOW 赤影』は、2001年に公開された作品です。原作と共通しているのは主人公たちの名前ぐらいで、ほとんどがオリジナルの内容になっています。
本作で「赤影(演:安藤政信)」と「青影(演:村上淳)」の幼なじみの女忍者「飛鳥」を演じたのが、映画を中心に活躍していた当時23歳の麻生久美子さんです。飛鳥はレザーのミニスカート姿という装束で、網タイツに包まれた長い腕や太ももが印象的なビジュアルでした。
くノ一らしく色香を武器にしており、ミニスカートを自分で少しめくって油断した敵の金的を蹴ったり、相手の頬にキスをして油断した相手を倒したりする場面もあります。
また、妖艶さで負けていなかったのが、美人あんま師「おりん」を演じた篠原涼子さんです。篠原さんは小さな下着だけの姿になって、あんまにやってきた青影に迫り、一夜をともにする場面が描かれました。
全体的にコント的な演出が続く本作ですが、上記の場面は謎の剣豪を演じた布袋寅泰さんや、ねちっこい悪役を演じた藤井フミヤさんの出演シーンなどと並ぶ見どころになっています。
●『GANTZ』夏菜
奥浩哉先生の人気マンガを実写化した映画『GANTZ』は、2011年に公開された作品です。同年に後編の『GANTZ PERFECT ANSWER』が公開され、両作合わせて60億円以上の興収を記録する大ヒットになりました。
『GANTZ』は「ガンツ」と呼ばれる黒い球体が死んだはずの人々を集め、「星人」と戦えというミッションを与えるという物語です。ヒロインのひとりである「岸本恵」を、夏菜さんが演じています。
当時グラビアやドラマで活躍していた夏菜さんは、300名以上のオーディションを勝ち抜いて出演が決まった本作では全裸での登場シーンが大きな話題を呼びました。その後も、黒いガンツスーツに身を包んでアクションを披露しています。夏菜さんは翌年、NHK連続テレビ小説『純と愛』のヒロインに選ばれました。
振り返ってみるとマンガ原作の映画は大ヒットする可能性があり、若手女優にとって大きなステップになることがあると分かります。今後もこのようなケースは続いていくでしょう。
(大山くまお)
