「トラウマシーンなのに…」ほっかほっか亭、名作マンガの“ネットミーム”引用で批判殺到→謝罪に同情の声
弁当チェーン「ほっかほっか亭」の公式Xが、一般ユーザーへの引用リポストが「不適切」だったとして謝罪する事態となりました。発端となった引用リポストで使用されたマンガの1コマは、悲惨な展開につながる「トラウマシーン」として知られるネットミームでしたが、SNS上では企業を擁護する声も殺到しています。
「トラウマシーンなんて知らんやろ…」

弁当チェーン・ほっかほっか亭の公式X(旧:Twitter)が2026年1月21日、一般ユーザーへの引用リポストでマンガ『狂四郎2030』の少年がカレーを頬張るシーンの画像を間接的に使用し、「不適切」との批判を受けて22日に謝罪する事態となりました。SNS上では、軽率との批判の一方で、謝罪する必要はないという同情の声も相次いでいます。
事の発端は、一般ユーザーが弁当を家族が購入したという内容とともに、徳弘正也先生によるマンガ『狂四郎2030』の少年が嬉しそうにカレーを頬張る画像を投稿したことでした。これに対しほっかほっか亭公式は21日、感謝の言葉を添えて、引用リポストしました。
問題となったのは、一般ユーザーが投稿した画像が、原作ではその直後に「毒ガス訓練」が始まり、少年が死亡するという悲惨な展開につながる「トラウマシーン」として知られるネットミームだったことです。
22日、ほっかほっか亭は「投稿の際、引用した画像が漫画作品の一コマであることに加えて、その背景を十分に理解せぬまま、引用リポストを安易に行ってしまいました」と謝罪文を発表し、該当投稿を削除しました。
しかし、SNS上では企業側を擁護する声が多数を占めました。ほっかほっか亭を可哀想だとする声や、あのコマを見てそういう反応をするのは当然だという意見、悪意がなかったことは文面から分かるという指摘が相次ぎました。
特に多かったのが、元ネタを知らないほうが普通だという意見です。軽率な面はあったかもしれないが元ネタを知っている人の方が少ないという声や、カレーを頬張る次の瞬間に毒ガス訓練が始まるのは一般常識ではないという指摘が目立ちました。むしろ「元の投稿がトラップのようなものだった」という意見もあがっています。
一方、著作物の無断転載をミームだから容認せよという論調に驚いたという意見や、他人の著作物を引用するのは良くないという指摘も見られ、ネットミームの使用に関する議論も巻き起こりました。
迅速な謝罪対応を評価する声がある一方で、ネットミームの使用と著作権保護の兼ね合いについては議論が続いており、企業のSNS運用における課題が浮き彫りとなったようです。
(マグミクス編集部)
