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視聴率で『ガンダム』を苦しめた「強力な裏番組」とは? 豪華キャストで「20%以上」をキープ

裏番組は怒涛の「視聴率20%超」、豪華キャストも出演

『ガンダム』を脅かした裏番組とは、『まんがはじめて物語』というアニメと実写による子供向け教養番組でした。『ガンダム』より1年ほど早い1978年5月から放送されています。

 視聴率も好調で、1978年12月23日放送分で最高視聴率である「28.5%」を記録しています。これは歴代アニメ作品の最高視聴率25位の記録でもあります。この勢いは『ガンダム』放映時も続き、20%超えを維持していました。

 番組内容は、不思議な生き物「モグタン」が「お姉さん」と時間旅行をして、地名や歴史上の人物などの情報を教えるというものです。このモグタンの掛け声「クルクルバビンチョ パペッピポ ヒヤヒヤドキッチョの モーグタン」は、世代の人なら聞き覚えがあるかもしれません。筆者の周りではだいたいの人が覚えていました。

 お姉さん役は18話まで「ケロンパ」こと、うつみ宮土理さんで、二代目は岡まゆみさん。ナレーターは「ロンちゃん」の愛称で有名な吉村光夫さんでした。当時を知る世代にはピンとくる豪華キャストだったといえるでしょう。

 放送は1984年まで6年ほど続き、その後も『まんがどうして物語』、『まんがなるほど物語』など、1991年までシリーズ化されていました。2001年には単発スペシャル番組にもなっており、放送当時を知る層には懐かしい人気番組だといえるでしょう。

 こうした強力な裏番組の存在が、TV本放送時の『ガンダム』を苦しめたわけです。もっとも、今では一大コンテンツとなった『ガンダム』との知名度の差は歴然で、『まんがはじめて物語』は「懐かしの番組」として語られる存在となっています。

(加々美利治)

【画像】「マジか」「懐かしすぎて泣ける…」 これが『ガンダム』本放送を脅かした「裏番組」のお姉さんです(5枚)

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加々美利治

TVマンガ研究家。おもにトレーディングカードやシールといったアイテム関係のテキスト制作に携わる。21世紀以降は東映アニメーションやバンダイナムコのwebサイトでのライティングを請け負う。近年はネット記事執筆へと軸足を移す。

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