無惨役・関俊彦が語る『鬼滅』収録現場 演じてきた「忘れられないキャラクター」は?
毎週日曜放送のラジオ『山形純菜 プレシャスサンデー』。2020年10月4日(日)のゲストは、声優界の大御所のひとり、関俊彦さんでした。『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨など、数多くの作品で活躍する関俊彦さんが、これまでに演じた忘れられないキャラクターや、収録現場での思い出を語りました。
声優・関俊彦、これまでに演じた忘れられないキャラクターとは?
2020年10月4日(日)放送のTBSラジオ『山形純菜 プレシャスサンデー』(毎週日曜日・午前6時~生放送)にアニメ『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨など、数多くの作品で活躍する声優の関俊彦さんがゲスト出演。これまでに演じた忘れられないキャラクターや、収録現場での思い出を語りました。
関俊彦さんの代表作は特撮『仮面ライダー電王』モモタロスの声、TVアニメ「最遊記」シリーズの玄奘三蔵など。NHKの音楽教育番組『ふえはうたう』では笛のお兄さんとして8年間顔出し出演も。歌唱力に定評があり、200曲以上をリリースしています。『仮面ライダー電王』から発売されたCDは社会現象にまでなり、共演者と共に「第二回声優アワードシナジー賞」の受賞経験もある声優界の大御所です。
番組では最初、今話題の『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨役について熱く語りました。鬼舞辻無惨は、実はオーディションで勝ち取った役。鬼舞辻無惨役をやるにあたってマンガを読みこみ、役を勝ち取ったと、大御所でもオーディションを受けているという意外なエピソードが。『鬼滅の刃』の収録現場での裏話も話しており、実は収録現場は静かだったと話し、緊張感のあった良い現場だったと関さんは絶賛していました。しかし鬼舞辻無惨役に少し不満を持っており、漢字が難しすぎて書くのが大変だったり、良いキャラなのにアニメに登場する回数が少なかったりなどちょっとしたクレームも。
関さんは今もなおオーディションを受けまくっていると話し、オーディションを関さんは「宝くじ」と表現。「当たったらラッキー」だと話し、「落ちてもへこまない、先方が求めていたキャラクターとあわなかっただけ」と自身の考え方を披露しました。
なかでも一番盛り上がったのは関さんが語る忘れられないキャラクター。気になるそのキャラクターは浦沢直樹さん原作の柔道アニメ『YAWARA!』で声を担当した新聞記者の松田耕作。その理由について関さんは「自分の声優としての知名度を広めてくれた作品」とし、ラジオ内で松田の最終回での名ゼリフを披露!
そんな関さん忘れられないキャラクターが登場する『YAWARA!』は「Hulu」「GYAO!」などで視聴可能です。一度見た人からまだ見たことない人まで楽しめる作品になっているので、見てみてはいかがでしょうか?
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(荻巣好輝)