マグミクス | manga * anime * game

ボールってこんな強かった? ガンダム以外のMSで実力を見せつけた主人公たち

並みの量産型MSでも破格な性能に引き上げる主人公たち

汎用量産型MSのリーオーで、張五飛のアルトロンガンダムを相手に善戦したヒイロ・ユイ。画像は「ガンダム30thアニバーサリーコレクション 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇」DVD(バンダイビジュアル)
汎用量産型MSのリーオーで、張五飛のアルトロンガンダムを相手に善戦したヒイロ・ユイ。画像は「ガンダム30thアニバーサリーコレクション 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇」DVD(バンダイビジュアル)

 もちろん宇宙世紀以外のアナザー世界でも、主役機であるガンダム以外で活躍したことのある主人公パイロットは大勢います。

 そのなかでもMSの性能が絶対的な戦力差ではないことを証明したのがアフターコロニー(A.C.)の世界かもしれません。この世界では主人公ヒイロ・ユイ(『新機動戦記ガンダムW』)以外にも、一般用のMSに乗ることでパイロットの技量を見せたキャラが何人かいました。それを立証したのが汎用量産型MSのリーオーです。

 このリーオーは劇中の主要キャラのほとんどが乗ったことでも有名で、第1話では主役機のウイングガンダムを拘束したまま海に沈めるという荒業を披露していました。この時のリーオーのパイロットはライバルキャラのゼクス・マーキスで、ウイングガンダムのパイロットはヒイロです。

 それではヒイロの能力が劣っているのかというとそうではありません。後にOVAでリーオーに乗ったヒイロは、張五飛のアルトロンガンダムを相手に善戦しています。作品的にガンダムの圧倒的な性能が描かれるため戦闘が大味に思えますが、他の機体に乗った時のガンダムパイロットの活躍がもっともよく描かれている作品でした。

 アナザー世界の主人公の中にはガンダムにしか搭乗しなかったパイロットも何人かいます。しかし、意外にもガンダムにしか乗ったことがないように思えて、ガンダム以外のMSに乗ったことがあるのが刹那・F・セイエイ(『機動戦士ガンダム00』)でした。

 刹那が乗ったMSはソレスタルビーイング仕様のユニオンフラッグで、太陽炉が搭載されていない旧式機。このフラッグで刹那は、コロニー公社過激派のGN-X III 3機を単独で撃破するという圧倒的な実力差を見せつけています。作中で見せたガンダムへのこだわりを考えると、ガンダム以外のMSに乗るのは意外ですが、それでも活躍できるというのが主人公の本領ということでしょうか。

 作品1話から見せたベルリ・ゼナム(『ガンダム Gのレコンギスタ』)の活躍も、主人公らしいものがありました。ベルリが乗っていたレクテンは戦闘にも使えますが、メインは作業用の機体。このレクテンでベルリは、アイーダ・スルガンの乗った主人公機であるG-セルフを鹵獲するというはなれわざを見せました。紆余曲折ありますが、このことがきっかけでベルリはG-セルフのパイロットとして、物語を進める主人公として、さらなる活躍をしていきます。

 こうして振り返って見ていくとわかりますが、主人公もガンダム以外のMSに乗ることはもちろん、時には本来のパイロット以上の活躍を見せることもありました。もちろん、ここで紹介できなかった主人公たちも意外な活躍をしていることがありますので、注意して作品を見てみるといいかもしれません。

(加々美利治)

【画像】量産メカを侮るべからず!「ガンダム主人公」が操縦した機体(5枚)

画像ギャラリー

1 2

加々美利治関連記事

もっと見る

編集部おすすめ記事

アニメ最新記事

アニメの記事をもっと見る