今からでも間に合う? 夏の自由研究に「エコキューブラジオ」 Bluetooth搭載で意外に多機能
「エコキューブラジオ4」の組み立てやすさと多機能ぶりに驚愕

電力に関しては、太陽電池と手回し式のアシストダイナモによる発電が可能で、非常時の運用を想定した仕様となっています。もちろん乾電池の使用も可能です。大きさも縦横96mmの正方形とコンパクトで、デザインもシンプルかつ日常シーンに溶け込むスタイリッシュさも兼ね備えています。組み立て式ラジオは、いつの間にこのようなレベルに達していたのでしょうか。
パッケージを開けると、出てくるのはケースや基板抵抗器やダイオード、コンデンサなどの部品の数々に大きなマニュアル。表紙に自分のクラスと名前を書く欄があるのはやはり教材だからなのでしょう。組み立てにはプラスドライバーとニッパー、はんだごてが必要と書かれていたので、ないものは調達し、さっそく組み立てに挑戦します。
……はい、さっそくやらかしました。練習用の基板に抵抗器を取りつける際に、なんと表裏逆につけてしまいました。基盤を触るのもはんだごてを使うのも30何年ぶりとはいえ、これは酷い。練習用の基板と抵抗器があらかじめ用意されているのは、こういうミスをする人間が必ずいることを見越してのことでしょう。
しかし本番の組み立ての際には、すべてのパーツが基板の絵が書かれた台紙に取り付けられていたこともあり、特に戸惑うことはありませんでした。最初はなかなか上手くいかなかったはんだづけもすぐに慣れ、気づけば1時間ほどですべてのトランジスタや抵抗器の取りつけを終えて、本体と基板をつなげてあっさり完成に至りました。マニュアルには各パーツの持つ役割なども細かく記載されているので、もし子供のころにこんなものがあったなら、大変良い勉強になったでしょう。
正直、組み立て直後は「本当に動くのかな?」と少々心配ではありましたが、実際にラジオの電源を入れて周波数を合わせてみたところ、室内のためか多少雑音は混じったものの完全に聞き取れるクオリティの音声を受信することができました。スマホの充電機能やLEDライトなども正常に稼働していたので、非常時に頼れる機材となってくれそうです。
組み立ての楽しさを味わいつつ、災害時の備えにもなる「エコキューブラジオ4」、もし機会があったら、ぜひ組み立ててみてはいかがでしょうか。
(早川清一朗)






