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神秘的な存在感!小松菜奈が演じた実写キャラ 原作の雰囲気を再現しつつ足される個性

ミステリアスな存在感を放つ俳優・小松菜奈さんは、実写化作品にも引っ張りだこですが、なかでも特に印象的な3人のキャラクターをご紹介します。

王道美少女キャラにも独自の存在感が加わる!

映画『溺れるナイフ』ポスタービジュアル (C)ジョージ朝倉/講談社 (C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
映画『溺れるナイフ』ポスタービジュアル (C)ジョージ朝倉/講談社 (C)2016「溺れるナイフ」製作委員会

 独特な美しさと確かな演技力を併せ持つ小松菜奈さんは、映画『渇き。』で衝撃的なデビューを果たしてから、数々の作品に出演し、多くの映画ファンに支持されてきました。人気マンガの実写化作品にも数多く出演し、さまざまな美少女キャラを演じてきましたが、そのミステリアスな雰囲気が王道ラブストーリーをより魅力的に見せることも多いです。今回は、特に印象深い3キャラクターをご紹介します。

●『近キョリ恋愛』の枢木ゆに

 教師×生徒の禁断のラブストーリーを描いた『近キョリ恋愛』(原作:みきもと凛)では、小松さんは主人公・枢木ゆにを演じています。ゆには文武両道、容姿端麗ですが、ちょっと変わり者でクールな性格です。近寄りがたい雰囲気がある反面、表情を作るのが苦手なことを気にしている可愛らしさがあります。

 小松さんは、そんなゆにが恋に落ちていく様子を繊細な表情の変化で表現し、禁断の関係だとしても前を向く健気な姿を好演。原作顔負けの胸キュンシーンも生み出しています。それまでのロングヘアのイメージから一変、原作のゆにに合わせてボブヘアを披露し、ビジュアルにも賞賛の声が上がりました。

●『溺れるナイフ』の望月夏芽

 10代の危うい恋と衝動を描いた青春ラブストーリー『溺れるナイフ』(原作:ジョージ朝倉)で小松さんが演じたのは、ヒロイン・望月夏芽です。夏芽は都会でティーンモデルとして活躍していた美少女ですが、父親の故郷である田舎に引っ越し、そこで神のように美しい少年・コウと運命的な出会いを果たすことになります。

 類稀な美しさを持つ夏芽は、刺激を求める凛々しさと、それに伴う危うさを感じさせる少女です。演じる小松さんにはミステリアスな存在感があり、あどけない笑顔にもキリッとした表情にも深みが漂い原作の夏芽のイメージ通りの雰囲気でした。原作は熱狂的なファンが多いことで知られていますが、痛ましいほど強烈な恋に落ちていく夏芽を熱演し、高く評価されています。三度にわたって共演し、2021年に結婚した菅田将暉さんとの息の合った演技、美しすぎるツーショットも見どころです。

●『恋は雨上がりのように』の橘あきら

 海辺の街が舞台の『恋は雨上がりのように』(原作:眉月じゅん)では、小松さんは年上の男性に想いを寄せる女子高生・橘あきらを演じました。怪我をきっかけに所属していた陸上部を離れることになったあきらは、アルバイト先のファミレスの店長であるバツイチ子持ちの冴えないおじさん・近藤正己(演:大泉洋)に恋心を募らせていきます。

 小松さんは、あきらの普段の姿である寡黙な面をきちんと表現しながら、片想い相手を前にすると熱っぽくなる思慕の視線、真っ直ぐに好意を伝える様子を爽やかに演じ分けていました。タイトルからもわかる通り、雨の描写が特徴的な作品ですが、雨に降られながら近藤に想いを語る場面は微妙な心情の揺れや、若さゆえの純粋さも滲み出ていて、まさしく名シーンとなっています。

 これまでは女子高生役が多かった小松さんですが、20代後半となり、結婚も経て今後はどのような役を演じるのか気になるところです。唯一無二のビジュアルと演技力で、今後はどのようなキャラを再現するのでしょうか。

(椎崎麗)

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