2023年2月上映『鬼滅の刃』を見ると何が起きる? TVでは味わえないポイント3選
『鬼滅の刃』の上映イベント、『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が、2023年2月3日からスタートします。「遊郭編」の第10話+第11話に、「刀鍛冶の里編」の第1話で構成される今作。発表された瞬間から、「ここだけは見逃せない!」と思ったポイントを、まとめて紹介します。
驚愕の戦闘シーン、悲しい秘話、そして上弦の集結…!

『鬼滅の刃』の上映イベント、『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が、2023年2月3日(金)に全国の映画館でスタートします。あえて節分の日に合わせたのかは謎ですが、このニュースを聞いてから、作品への期待感と興奮がまったく収まってくれません。
「遊郭編」のあの名シーンを、スクリーンで観られる!
「刀鍛冶の里編」で、あれが観られるのか……?
筆者が注目する、「ここだけは見逃せない」と思うポイントをまとめてみました。
(1)音柱・宇髄天元VS上弦の陸・妓夫太郎のド派手な戦闘シーン
「遊郭編」第10話では、炭治郎たちと上弦の陸・妓夫太郎と堕姫との死闘がクライマックスを迎えました。特にすごかったのが、音柱・宇髄天元と妓夫太郎との戦闘シーンです。目まぐるしく移り変わる攻防、天元と妓夫太郎のすさまじい攻撃の数々。TVで、無料でこれを見ていいのか……? と、視聴者が圧倒されるほどのクオリティでした。
同時に、多くの人が思ったはずです。「このシーンを、映画館で観たらどうなる?」と。まさかそれが、本当に叶うとは思いもしませんでした。しかも、おそらく映画冒頭であれを観られるわけです。文字通り「冒頭からクライマックス」。間違いなく、最高の映画体験ができると思います。
(2)妓夫太郎と堕姫の哀しい物語
戦闘シーンで興奮度が頂点に達した後に流されるのは、「遊郭編」最終話である第11話です。炭治郎たちに敗れた妓夫太郎と堕姫の、鬼へと至った過去が明かされる回ですが、第10話とは対称的な、もうひとつの『鬼滅の刃』の魅力でもあります。
人を手にかけることに何のちゅうちょもなかった鬼たちの、わずかに残った人間味。あまりに哀しく切ない兄妹の物語と、多くの罪を犯したふたりのかけがいのない絆。スクリーンでそれを観れば、間違いなく胸がしめつけられるような想いに駆られるでしょう。そして、沢城みゆきさんが演じる、堕姫の必死な叫びを聞いたら、筆者は100%泣いてしまうと思います。
(3)名物(?)パワハラ会議と上弦の集結
そして、物語は「刀鍛冶の里編」へと移ります。炭治郎たちの登場も待ち遠しいですが、ここでの一番の見ものは、もはや恒例となってしまったラスボス・鬼舞辻無惨による「パワハラ会議」です。前回は下弦の鬼たちが、パワハラによって次々とやられてしまいました。
しかし、今回のパワハラ会議は格が違います。なにせ、あの上弦の鬼が全員出そろうのですから! これまで、多くの視聴者が「上弦の鬼の声を誰が演じるのか」で、さまざまな議論を交わしてきました。2023年2月3日、ついにその答え合わせがなされるのです。しかも、スクリーンでそれを観ることができるのです!
おそらく、制作陣もこのパワハラ会議には、かなりのエネルギーを注いでいることでしょう。圧巻の作画、そしてたっぷりと時間をかけて、このシーンが描かれるに違いありません。「まばたきも聞き洩らすことも厳禁」レベルの気持ちで、パワハラ会議を楽しみにしたいと思います。
書いているだけで、ワクワクがうなぎ登り状態になってしまいました。まずはチケット争奪戦を、意地でも勝ち抜きましょう。そして、みなさんで2月3日からの上映を存分に楽しみましょう!
(サトートモロー)