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ジャンプ作品の「濃すぎる」モブキャラ3選 「普段が気になる」「実は最強」

「週刊少年ジャンプ」の作品に出てくるモブキャラのなかで、「最も濃いのは誰?」とネットで話題になっていました。ほんの少しの登場なのに、深く印象に残ってしまう濃いキャラクターたち。「最も濃いジャンプのモブキャラ」は誰なのか、代表キャラを紹介します。

ネットで話題の「濃いモブキャラ」たち

『鬼滅の刃』DVD1巻(アニプレックス)
『鬼滅の刃』DVD1巻(アニプレックス)

 マンガ作品には多数の「ネタ」的に愛されているキャラが登場します。「週刊少年ジャンプ」に登場したキャラに絞っても多数おり、ネット上では「最も濃いのは誰?」と話題になっていました。ほんの少ししか登場しなくても、ファンの心に強く残ってしまう愛すべき「ジャンプの濃いモブキャラ」を紹介していきましょう。

 まず挙げられる濃いモブキャラは、アニメ放送時にTwitterでトレンド入りする話題となった、『鬼滅の刃』の「サイコロステーキ先輩」です。竈門炭治郎と累が話しているところへ唐突に現れ、炭治郎が止めるのも聞かずに累に襲いかかり、累の蜘蛛の糸によって一瞬で「角切り」にされて、バラバラになってしまいます。その見事なやられっぷりから、「サイコロステーキ先輩」と名付けられました。

 ネットでは「サイコロステーキ先輩弱すぎ」「自滅の刃」などの声がある一方、「モブなのにちょっとイケメン」「あの場に来るまで無傷でいたのだから、本当は強いのでは?」などの意見も。今なお人気が絶えないモブキャラです。

 次の濃いモブキャラは、『HUNTER×HUNTER』に登場する「団長の手刀を見逃さなかった人」です。ヨークシン編で登場する暗殺者で、幻影旅団の団長クロロ=ルシルフルが高速で放った手刀を、監視カメラの映像から見抜いた実力者でした。ベレー帽を被った風貌、「オレでなきゃ見逃しちゃうね」という独特な台詞などが話題です。

 クロロとの戦闘シーンはカットされて、敗北した後の顛末だけ描かれていましたが、彼のネット上での評価は高く「団長のネクタイを切っている」「クラピカは奴の強さを見抜いていた」など、並の人物ではなかったのではとの声が上がっていました。「オレでなきゃ見逃しちゃうね」のセリフは、長年ネットで愛され、2022年の「M-1グランプリ」では、真空ジェシカが漫才のなかでこのフレーズを使って話題になっています。

 大ヒット上映中の『THE FIRST SLAM DUNK』にて、登場しなかったことで逆に話題になったのが、原作『SLAM DUNK』の「山王はいいぞおじさん」と「深津をほめるおじさん」です。ふたりは髭の生え方は似ていますが、「深津をほめるおじさん」の方が髪の毛が整っている他、「山王はいいぞおじさん」は襟なしのTシャツ、「深津をほめるおじさん」は襟の付いた服を着ているので、「このふたりは別人」というのが大方の見方でした。

 山王工業高校を30年見続けている「山王はいいぞおじさん」は「今年の山王はいいぞ」とひとりで静かに呟き、河田選手の活躍を見て「ははっ」と喜んでいます。一方、深津をほめるおじさんは、会場が他の選手の活躍で盛り上がっている時も、深津の目立たない働きを冷静に評価していました。ふたりに対して、「普段はなにをやっている人なのか気になるぞ」「バスケ経験者なのは間違いないよね」「昔、負けたチームの選手だったのかな」といった声も上がっています。

 そのほか、『ジョジョの奇妙な冒険』第4部に登場した、殺人鬼・吉良吉影の情報にやたら詳しい「吉良の同僚」や、『ドラゴンボール』でラディッツに瞬殺されてしまった「戦闘力5のおじさん」、『北斗の拳』で「汚物は消毒だ~!!」の名言を残したモヒカンの聖帝軍兵士など、いろんなキャラの名前が挙がっていました。

(マグミクス編集部)

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