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『ガンダム 逆襲のシャア』MSの種類、少なすぎ? 両軍もっとあったはずなのにナゼ

一方のジオン軍の事情は?

ネオ・ジオン総帥、シャア・アズナブルが搭乗し、主人公アムロを追い詰めた「サザビー」。画像は「RG 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア サザビー 1/144スケール 色分け済みプラモデル」(BANDAI SPIRITS)
ネオ・ジオン総帥、シャア・アズナブルが搭乗し、主人公アムロを追い詰めた「サザビー」。画像は「RG 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア サザビー 1/144スケール 色分け済みプラモデル」(BANDAI SPIRITS)

 また『逆襲のシャア』でのロンド・ベル隊が、全ての戦力をアクシズ落とし阻止に向けていたとは思えません。ネオ・ジオン軍は偽装降伏艦隊をルナツーに向かわせ、真の狙いがアクシズ落としであることへの発覚を防ごうとしていました。

 ロンド・ベル隊の一部は、降伏したネオ・ジオン艦隊への監視・警戒任務に向かい、新鋭機ジェガンを搭載した主力をブライトが率いて、アクシズ落とし阻止に向かったとも考えられます。また、ブライトはこの戦いで核ミサイルを使用しています。0093年に南極条約が生きているかは不明ですが、場合によっては、責任を問われないことです。

 こうしたこともあり、自分と志を同じくする一部の部隊のみを率いて、アクシズ落下に向かったけど、地球連邦軍の一部部隊(ジムIII)もブライトに同調して、途中参戦したということだと思われます。

 一方、ネオ・ジオンはどうなのでしょうか。ネオ・ジオン側が一枚岩でないことは『ムーンガンダム』で、リュース・クランゲル少佐が独立勢力のように描かれていたり『ZZ』でも、ハマーンとグレミーが内乱になったりと、度々描かれています。

 そもそも、『ムーンガンダム』『逆襲のシャア』では、シャアとミネバという二枚看板でもあり、ジオン共和国という敵とも味方とも取れる勢力もあります。シャアとしては「部下は多くとも、信用できる兵力は一部」だったのではないでしょうか。

 実際、ジュドーが搭乗するZZガンダムと、性能に劣るリゲルグで渡りあったニュータイプのイリア・パゾムですら、アクシズ攻防戦には登場していません(今後『ムーンガンダム』内で、イリアが戦死するのかもしれませんが)。ニュータイプ兵士であった、エルピー・プルも多数クローンがいて、生き残っているはずですが、これらも参加していないのです。

 シャアは、ロンデニオンで勧誘した、ニュータイプの少女クェスを、いきなりパイロットにしているくらい人材不足ですが、部下たちの忠誠を疑っていたからだと思うわけです(選抜していたとしてもギュネイのように、忠誠度が微妙な面子がいますが……)。

「アクシズ落としでの地球寒冷化」は、ネオ・ジオン側でも土壇場でアムロに賛同して、アクシズ落としを防ごうとするパイロットが出るくらいですから、ネオ・ジオン内でも賛同が得られにくい作戦だったと考えられます。

 つまり、忠誠度が高い選抜した面々のみが出撃を許される作戦であり、作戦参加者の証として、新鋭機ギラ・ドーガが配備されたのではないでしょうか。

 しかし、もしクェスが味方にならなかったら、ギュネイがαアジールに乗り、ナナイがヤクト・ドーガで出撃したのかもしれません。

(安藤昌季)

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